何度も書いているが、小生は経済学とか経済政策とは何であるかを知らない。無学無知蒙昧の徒であることを先ず断っておく。しかし報道に依って、今年は株価日経平均とやらが史上最高の4万円に乗せたこと、為替関係でドルとの交換価値が急速に下がり、昨夜には1米ドルが155円以下にまで下がったことは知っている。これに依って昨年の連休時に比べると、海外旅行の料金が大幅に値上がりして不自由になるだろうとのこと。
サンデー毎日の身分なので、連休中とは無関係だから海外はおろか国内旅行もするつもりはないが、働き盛りの家族にとっては少し痛手に違いない。まだ現役スキーヤーの友人が言うには「スキー場の宿泊や食堂の料金まで外国客基準で値上がりしているので、困ったものだ。」前年度末期には、連合など組合関係のお偉方まで「サラリーマン諸氏の給料が5%上げる事ができた。」とやや胸を張り気味だったが、ハワイ行き旅行代金が昨年度の連休には10万円だったのに今年は30万円では洒落にならないだろう。
鈴木善幸氏の息子さんの鈴木財務大臣が「為替の動向は注意深く監視して、必要があれば適時適切な対応策を取る。」と仰ったが、少なくとも連休中の旅行には間に合いそうにない。お気の毒なことだ。日経平均4万円突破で、証券会社か株の取引所か忘れたが、くす玉を割ってまで大燥ぎしていたニュースはつい最近のように記憶するが、今週は何やら暗い雰囲気の報道が多い気がする。昨日飯屋でタダ読みした週刊文春の最新号には膵臓がんで死にそうな(実際は膵臓がんではなかったらしい)顔の森永卓郎氏が「近い将来株価は3千円まで値下がりするから、貧乏暮らしを覚悟すべき。」と書いていた。
余命半年の宣告を受ければ、誰でも好き勝手なことを言えるものだと思いながら斜め読みしたが、どう見ても3万円でなく3千円と書いてあった。兎も角、鈴木大臣や日銀の偉いさんには申し訳ないが、国内の法律などの手段だけでは円安の傾向に対抗する手段は見つけられそうにないような感じも受ける。森永氏は年間300万円で生きる方法を発見したと自慢してるが、金持ちのくせに貧乏暮らしを自慢するなんて、罪なことだ。しかし、世の中がどう変化するかは分からない。過度の期待はしないことにするつもりだ。
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