何となく騒然として落ち着かない世の中、身辺では歳のせいもあろうが、訃報とか不祝儀とかパットしない出来事が続く。いちいち数え立てれば不満が募るばかりだが、不景気で縁遠い話はできるだけ触らずに行動範囲を狭めて考えてみた。すると日本、特に東京は住めば都で、結構住み良いようにも見えてくる。何ゆえこんな事を書き出したかだが、尾籠な話になって恐縮ながら、昨日赤坂を散歩している途中にTBS(東京放送)が所有する大きなビルの公衆トイレで用を足したものだ。
料理が安くて美味かったから少し食いすぎたかもしれぬ。それは兎も角、このトイレが珍しく尻を洗うシャワーがついていなかった。TBSもつまらぬところでケチったものだ。少なくとも小生の行動範囲の中でこの装置が無いのは列車の中か、余程山奥くらいのものだろう。子供の頃は毎朝尻を拭う新聞紙を切ることを仕事にしてたし、山では野糞も平気だから別に腹は立たないが、都内では安手のファミレスでもシャワートイレが標準だろう。一昔前には中国からの観光客がこのトイレを土産に持ち帰ったなんて話も聞いたような気がする。
外国旅行の経験が少ないので的を射てるかどうかはっきりしないが、都内の公衆トイレが綺麗なことは世界に冠たるものだろう。アメリカあたりでは身長160センチ強の小生には先ずサイズが合わず苦労するし、大の用を足してる時、膝から下がっ丸見えなんてのも余り頂けない。ウクライナではプーチンロシア大統領の顔を印刷したトイレットペーパーが売られてると報道で聞いた記憶があるが、下らぬこと思いつくものだ。兎に角トイレットペーパーに糞の存在を確認したのは久しぶりだった。
戦争をしてるから地下での共同生活は已むを得ない国を思えば、日本の不便なんか無いと同じ、天国みたいもの。戦争せずに80年近く、物価が高いなんて文句を言わず、金があっても買う品物が無い国を思えば良い。政府はアホでも、アホ故に外国が攻める気にもならないと思ってくれればそれで結構じゃないか。
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匿名 Aviator さん
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