2023年11月4日土曜日

快晴続き

 昨日は文化の日、昔の明治節。この日は4月29日と並んで不思議にお天気に恵まれる。末の弟と一番若い孫の誕生日でもある。小生には文化が映画なので映画を見に出かけた。映画のことは措いて、折角だから皇室問題に関して書いておきたい。

動機は今週初めにテレビで報じられたスペイン王女(18才)の成人式。長女でもある彼女が正式に次期国王になることを現国王が認める儀式でもあり、厳かに執り行われ、王女もこれを引き受け、憲法の遵守を宣誓していた。ヨーロッパでは昔から女王が多数存在する。スペイン王女の成人式に対する国民の受け止めも、世論調査を見る限り比較的好意的であったようだ。

翻って日本は、女王の存在を認めない皇室典範があるので天皇の娘である愛子内親王は王女にはなれないことになっている。2600年以上我が皇室は男系男子によって引き継がれているとの馬鹿な解釈。正直このことが残念でならない。読者の中にも同じ考えをお持ちの方は居るかも知れぬ。平成天皇が自らのご意思で退位されて今上天皇が即位されたことで、自動的に6才年下の秋篠宮殿下が皇嗣となることが決まってしまった。いわば関係者の無能、または怠慢だ。現在令和5年、今上陛下も上皇を見習って30年天皇を務めるとしよう。その時天皇は88才、皇嗣は82才。

恐れながら82才の新天皇即位はご本人にも重すぎ、引き受けかねるとの思いも漏れ承っている。愛子内親王は未だ22才、スペイン王女に比べると少し年はいっているが、非常な才媛とも漏れ伝えられている。政府や宮内省の馬鹿な役人が何を考えているか知らぬが、愛子内親王が臣籍降下となれば、日本国民にとって大きな損失となることが確かだ。日本国憲法の変更は国民投票もあって手間暇が掛かるが、皇室典範の変更に要する手間は然程ではあるまい。

昨日の快晴は改正を暗示してはいないか?皇位継承問題に関し、関係者は少しは知恵を出すべきだ。

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