2023年11月5日日曜日

悲しい現実

 道路は人が人のために作ったもの、昔、車は人に遠慮しながら走ったものと知る。しかし最近は人が車に遠慮しながら歩くのが当たり前、悲しい現実だ。科学技術が発達して、遂に人工知能なるものが出現した。囲碁や将棋の世界でもプロ棋士以上の実力になりつつあるらしい。だから、解説者も人工知能が示す次の一手を指し示して恥じるところがない。これも悲しい現実だが、本当はそんな解説を聞きたくない。だから最近のテレビの手合が面白くない。

先週ハリウッドの活劇を2本観てしまった。1本は「ドミノ」週刊文春のお薦め、もう1本は次女の推薦で「オペレーション・フォーチュン」前者は警察官、後者は英国のスパイのスーパーヒーローが主人公。少し前であれば007シリーズのようにヒーロー一人が大活躍だが、最近はコンピュータ技術を駆使するサポート役が活躍して、話が一層複雑になっている。それを面白いと思うかどうかはその時々で違ってくる。映画「ドミノ」はどこかの国の政府が、人間の脳内に侵入して他人を思いのまま動かす能力を持つ人間を開発した話。

昔から催眠術はあり、大学時代に心理学の教授が教室で実験を披露してくれた。以来催眠術には興味を持っているが、映画の脇役がその超能力者。演じた俳優の名前は知らぬが、アメリカのブリンケン国務長官そっくりだった。他人の心を意のままに操ることができれば、苦労は無くなるかもしれぬが世の中がメチャクチャになって人類は滅びるだろう。ままにならぬからこそ生きてる訳だ。昨日は運動がてら久しぶりに永田町の国会図書館に行ってみた。

地下鉄有楽町線ホームはかなり深い。改札まで約100段の階段、そこから地上まで約30段あるから足の運動には最適。問題は図書館、先ず入館証が期限切れになっているかどうか?案内の人に確認。いきなり機会に挿入しないでくださいとのことで調べてくれた。辛うじて有効だった。入館すると利用者で使用端末が満員状態。運良く1台見つけて資料検索に掛かったら今度は暗証番号が違っているとのこと。また案内係に頼んで再発行手続き。検索に掛かると読もうと思っていた署名や作家がどうしても出てこない。

やっと思いついたのがスマホの利用。普段外出時に歩数計以外役に立たないと思っていたが、昨日はgoogleが役に立った。

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