2023年10月10日火曜日

混乱の連鎖

 ウクライナやアフリカ各地での戦争が収束気配さえ見えない中、中東でまた新たな騒動が持ち上がっている。先の大戦以降期待した国連なんて組織も、今や国際紛争に一役買いこそしても、世界に200を超す国家・組織が存在する今日、共栄共存のガス抜きにすらならないほど機能低下の状態。正直なところ原因すら見当がつかない。一瞬は人口が増えすぎて食料の供給が追いつかないことが原因かとも思ったが、我が国の農業放棄地ではないが、世界には耕作可能地がまだ随分あるようにも思える。

やはり一番いけないことは、武器の発達ではないだろうか?スウェーデンの化学者らしいが、ダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベル氏なんて人は相当罪作りだ。お陰で莫大な富を築いて贖罪の意味だろう、有名な賞を創設。慈善家ぶってはいるが、続いて出てきた武器製造業者も軒並み成功は結構だが、世界中に不幸の種を撒き散らしている。我が国も嘗ては三菱だの中島航空機だのと世界的にも有名になった武器製造業者が何社か誕生した。

しかし幸か不幸か戦争大失敗で、現在は平和産業に変身したり、武器を製造するのもささやかなものだろう。しかも武器は自衛隊、海上保安庁、警察などの御用達が専門で、海外輸出は法律で禁止されている。と思いきや、法律を変更して、外国から輸入した武器弾薬迄含めて輸出を企てる政治家がいるのだから困ったものだ。人間はどこまでバカなんだろう。嘗てニュースで耳にしたことだけはある日本赤軍、主義主張は知らぬ。この連中が入れあげていた中東のパレスチナ地帯。

こちらも詳しく知らぬが、物心ついた頃突然世の中に出現した国家がある。ウクライナに次いで話題の国家イスラエルだ。中東やアフリカなんか金星や火星と同じくらい縁遠いが、火星のマース(軍神)よろしく中東パレスチナのハマスなる組織(政党かな?)少なくとも何万人か難十万人かを人間扱いせず全滅させると宣言した。嘗てドイツのヒトラーがユダヤ人(今のイスラエル人だろう)を人間扱いしなかったことと同じだ。結果はいつどういう形で収まるかは分からない。恐らく多くの日本人は同じだろうと思うが、テレビの司会者はしばしば「読み解く」と述べる。聞く度に「全くよく言うよ」と思っている。

2 件のコメント:

呑兵衛あな さんのコメント...

イスラエルの紛争で、バイデン氏はウクライナにかまけていられないでしょうね。
他の国にしてもユダヤ系の富裕層が多いですから、イスラエルを支援しない訳には行かなくなるのでしょう。
これでウクライナは、ゼレちゃんがじり貧になるのでは..そもそも、既に負けているのです。

私的に最も関心深いのは、誰がハマスを煽ったのかということです。
単純に見ればイランでしょうが、イランのバックに誰かいるのでしょうか。
ミステリアスに読めば、バイデン氏を陥れようとするアメリカか西側の誰か..

senkawa爺 さんのコメント...

呑兵衛あなさん
お早うございます、いつもありがとうございます。
私はイスラエルという国がどこにあるかよく知らなかったので今朝改めて地図帳を引っ張り出して探しました。やっとシナイ半島の隅っこで発見はできましたし、パレスチナ自治区も位置関係だけは理解できました。シナイ半島がアフリカと地続きで、ここにスエズ運河が通った事にも初めて気がついた次第です。地図帳は2018年版のA4の大型でかなり詳しいと思いましたが、自衛隊が基地を維持しているはずのシブチという場所を未だ確認できていません。
兎に角疑問だらけですが、イスラエルとパレスチナの在留邦人への支援がどうなっているか気になっています。
アメリカの国務長官はイスラエルに行ったようですが、日本は上川外相が相変わらず各国と緊密に連携しながら全力で対応しているとのこと。殆ど意味が不明で困惑するばかりです。