2023年8月5日土曜日

健康診断

 昨日は区の後期高齢者の定期健康診断、朝飯抜きで受診のため通いなれた掛かり付けの町医者に行った。ドアが開くのは8:45と決まっている。食事をしないので少し早めに行って待ってると集まってくるのは先ず男性の年寄。全員同じ健康診断かと思ったが、意外にそうでもないらしく、待合室に入ると固有の心配事が徐々に見えてくる。待ち時間が15分ほどあった中で、ひときわ高い声で喋る年配のご婦人が居た。

孫の自慢や小遣い銭の話など様々だったが、中で自慢は娘の協力で準備したマイナンバーカードを持参したことらしい。このクリニックでもマイナンバーカード対応の機械は受付に置いてあるが、看護師の皆さんは大いに迷惑らしい。保険証があるなら次回から保険証を持参してください、と注意されていた。見ていると確かに機械の操作をいちいち説明しなければならないので、クリニック側にすれば迷惑らしい。高齢女性の話は面白く聞いていたが、ドクターが診療室に入った時点で看護師から「おしゃべりはもう終わりにしましょう。」と注意されたが、なかなか止まらない。

普段スマホばかり見ているお姉さん方にしても、友人と食事をする時など、よくもまあ、くだらない話題が尽きないものと感心することがある。姦しと言う漢字のいわれが分かるような気がする。検診は体重と身長測定から始まり、医師による血圧測定、聴診、レントゲン撮影。看護師から最尿検査を求められ、採血で終了。結果は数週間後に区から郵送されるので、それをもう一度持参して医師の診断を拝聴する仕掛け。昨日のの所要時間は約30分、待ち時間を入れても1時間と掛からない。

1年に1回無料で受診できるのは有り難い。これを無視する区民も結構いるようだがもったいないことだ。昨日既に分かったことは血圧が上130、下70。昨年は120と74だから、身長や体重と同じで大差無いが、前から不思議にお思うのは血圧だけ十年一日相変わらず聴診器に頼るのだろう?あんなものこそ機械測定に切り替えるほうが合理的だろうに。問診票に歩く速度が遅くなった、最近歩行中に転倒したことがありますか?<はい>と記入したが、特に何も聞かれなかった。医師も忙しいのだろう。

0 件のコメント: