2023年7月4日火曜日

カラ元気の日常

 朝9時一番で近くの郵便局に行き振込を1件してきた。幸い顔なじみになっていた局員さんが掃除の手を休めて手伝ってくれたので問題無く終了することが出来た。しかし考えれば、次回もまた付き添ってもらわなければATMを一人では操作できないだろう。窓口で依頼すれば用が足りるし、手数料の違いも僅か50円程度のこと。大した問題ではないと言ってしまえばそれだけだ。心底から恐れている認知症には未だ余裕があるとは思っているが、その余裕が大分狭まってきてるような気がしてならない。

実は昨日の昼に嫌な光景を目撃してしまった。簡単なテーブル席で軽い食事をしている時のこと。近くのカウンターにいた高齢女性と、少し若めの二人連れ。若い方が娘か嫁かは分からぬが、高齢者にパンを差し出し「ちゃんと食べなさい。」と指図をしている。最初は気にしなかったが、段々声が大きくなってきた上に年寄りの頭を小突いたりし始めたので、余程行って注意したい気持ちにかられたが、騒ぎになったら困るので我慢した。母と思しき人はいわゆる認知症で、若い方に常日頃世話になっているのだろう。若い方もうんざりしているに違いない。

ATMの操作は手こずっても、飯だけはしっかり食うことが出来るので未だ良いようなものだが、いつかはああなると思うと、長生きも程々にすべきかななんて思ってしまう。最近歳のせいか、難しいことを考えなくなってきたのは良いが、考えがどんどん幼児化と言っては極端すぎるだろうが、気持ちだけは若返り始めたこともある。一例が囲碁の打ち方、どんどん弱くなってきている最大の要因がそれ。年寄りのくせに勝ち気が先行しすぎるのだ。元気も程々にしないといけない。でも1万歩を目指す徘徊だけはもう暫く続けるつもり。

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