2023年5月6日土曜日

締めくくり異聞

今朝の報道によれば、「世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は5日の記者会見で、新型コロナウイルスをめぐる世界の現状について、2020年に発表した「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の終了を宣言した。」とのこと。実にめでたい限り。この3年半の間に我が国での感染者が約3400万人、死者が7万4千人であるが、全世界的に見れば、感染者は6億8千万人、死者は680万人を上回っている。そして、テドロス氏も「新たな変異株が出現し、新たな感染者や死者の増加をもたらすリスクは残る」とも付言している。

幸いこの3年半の間には感染しなかったものの、これからも感染危機は常に身近にあるのだろう。既に感染した人は抗体の効果が高く感染しにくいようだが、逆に言えば未感染者は感染リスクが高いということらしい。今暫くは緊張感を持ち続けるしかあるまい。因みに来週には6回目のワクチン接種を受ける予定だ。緊張感を維持する理由は他にもう一つある。それは昨夜のテレビBS・TBS「報道1970に出演していた元厚労相田村憲久氏自身が認めていた「最近の日本の統計は感染者数でも死亡者数でも当てにならないのです。」氏は現在でも自民党内部ではその道の最高責任者らしい。要するに来週からの5類移行で、保健所の機能は既に停止状態にあるらしい。

現在新規感染者数は8波より遥か小さそうに見えるが、9波が8波を超える可能性も否定できないとのこと。疫学統計に超過死亡者数なるものがあるとのこと。例年の死亡者を上回る数を見てるとのことだが、これが昨年から異常に高くなっている。即ち肺炎以外の内臓疾患で死亡する人が異常に高いらしい。如何にもありそうな無責任な話だ。何を信じるかは人それぞれ。他人がどうであれ、高齢で基礎疾患大有りの身としては自己防衛あるのみだ。

この連休中、世界的には結構大きな事件が起きている。日本は政府がボーっと構えているから国民も浮かれているように思う。銀行破綻や経済危機も多くの日本人には他国の話だろう。こちらとしては大した資産は無いが、子どもたちがいるので連休中に話し合う機会があって良かったと思っている。 

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