2023年5月5日金曜日

こどもの日

 今日は国民祝日の最後を飾る「こどもの日」。しかし残念なことに子供の数は減り続ける一方。いくら異次元の対策が得意な岸田首相でも、こればっかりは掌を返すような妙策が無いだろう。せめて今いるお子さん、青少年を大切にする社会を形成しなければならぬが、その方向への舵が切られているかが問題だ。詳しくないが日本の若い人たちは少しずつ晩婚化の方向に向かってるのかも知れぬし、我が家もそうであったが、多産とは言えない。子供の頃我が家は5人兄弟だったが、5人以上の兄弟姉妹家族はざらにいた。

人口問題は複雑すぎて理解不能だが、亡き妻は、結婚当初から子供は二人で、それも女の子と決めていたような気がする。何れにしても人口問題は女性に主導権があるように感じているし、政策的に何が必要かは分からない。この政策を担う大臣は子持ちの女性の方が適切のようにも思ったりもするが、何れにしても長期の視線が必要で、一朝一夕にはどうにもならないことだけは確かだろう。現代は家庭の在りかたそのものが我々に時代と大きく変わって、女性も働きに出ることが当たり前だから、どんな政策を考えるにもこれを無視することは出ない。

結局日本の人口は減り続けるしかないのは誰にも分かる。結果齎されるのは、言い方は悪いが、生産性を失った老人をどのように支えるかだ。従って後期高齢者医療費がいきなり倍増されたことも分かるような気がする。これからはもっと高齢者を冷遇する政策が取られても仕方ない。公共交通機関を利用する際、優先席に堂々と座ることなどは控えるべきかも知れぬ。人口問題を考えれば移民政策の緩和も大事なテーマだ。国会でも議論はされているようだが、どう見ても、場当たりの議論で、国のあり方の大変革を議論しているようには思えない。

たまたま昨日、介護士の仕事をしている友人の話を聞いたが、介護の現場も大分厳しそうだ。認知症には未だなっていないと友人は保証してくれたが、いつなるかは分かったものではない。諸々考えると、我が家は大分ましなことが解ってくる。しかし娘たちも既に50歳は超えた。社会人となった孫たちに親の面倒を見る気持ちがどこまであるかは全く不明。娘たち夫婦がどう考えてるかも勿論不明。なんて、およそ「こどもの日」には相応しくない暗いブログになってしまった。ご容赦を願う。

2 件のコメント:

呑兵衛あな さんのコメント...

童謡の鯉のぼりで「いらかの波と雲の波」と歌られます。
秋田の雪国ではいらかなんかで屋根をふいている家はありません。
というわけで、甍と雲の波が連続する景色を思い浮かびませんでした。
いらかなんて物を見て知ったのは、上京してからでした

senkawa爺 さんのコメント...

呑兵衛あなさん
いつもコメントをありがとうございます。
私も男の子5人の家で育ちましたが、自宅で鯉のぼりを見たことはありませんでした。他所の家でも鯉のぼりが上がるようになったのは昭和30年以降だったように思います。
両親もそこまで子供の面倒は見きれなかったのでしょうね。