2023年3月27日月曜日

尽きぬ苦労

 ここ数日雨降りで寒い日が続いているので、桜の散りが遅く未だに満開状態が続いていっる。それは良しとして桜の開花が早まっているのは全国的傾向。もっと言えば温暖化に依る植物の生育が違ってきてるのは地球規模の現象だし、植物に限らず動物にも大きな影響があるに違いない。高地山岳地帯の氷河が消滅し、極地の氷も溶け出すと温暖化現象は一層進むだろう。今世紀以内に平均気温の上昇1.5度以内なんて夢のまた夢だ。米作の北限が上昇するので米の収穫が増えるなんて喜んでいられないだろう。

ま、そんなことは何れも己の老い先にはあまり関係がないから、今やるべきことしっかりするしか無い。今日はその中でも結構難しい仕事に挑戦した。兄夫婦の葬儀のことだ。普通の家では余り問題ないことだが、我が家の場合は少し事情が異なる。兄夫婦は結婚してから何を思ったか知らぬが、エホバの証人に入信してしまった。教義は詳しくないが、キリスト教系の宗教だ。従って兄が亡くなった時は義姉が喪主になってその教会で葬式をした。もうだいぶ前のことだ。

ところが今年1月、義姉が長患いの末に老人ホームで亡くなった。夫婦に子供が居なかったので兄弟中最年長となった小生がなんとかしなければならない。そこで父以来一族が眠る墓がある菩提寺の住職と相談。夫婦ともに俗名のまま葬儀を行い、一族の墓に納骨させてもらうことで了解をもらったものだ。今日は葬式の段取りで、祭壇に飾る兄夫婦の遺影で昔の技術スタッフと相談。何とか古い写真から切り出せそうとのことでホッとした次第。

因みに数日後にデータが送られてくるが、当然粒子は相当粗い筈、少しでも良く仕上げるにはプリントはセブンイレブンのプリンターがベストらしい。古い友人の協力はありがたいし、互いに長いこと音信は無かったのでつい話が弾んだ。分かったことはコロナ禍だけでなく互いに苦労の種が尽きぬことだ。

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