2023年3月26日日曜日

希望

 昨日はブログ書きを無断休止してしまい愛読者の皆様に大変失礼をいたしました。期待を以てご確認頂いた皆様に深くお詫び申し上げ、今後このようなことが無いように気をつけます。

さて今日書きたいことはタイトル通り「希望」についてです。実は昨日恒例の高校同期生とのリモート懇談に参加して思いました。いつもテーマも無く思いついたことを語り合うのですが、最初スポーツの話題なんかでは特に違和感を感じませんが、時間がたつに連れ話題が世界情勢や政治の話題になってくると、どうも話が暗くなってきます。終いには地球終末論や日本の未来に希望が無いみたい話に陥ってしまいます。友人の一人は子どもたちに日本を見捨てる訳では無いでしょうが、海外に出て雄飛すること勧めてるようですし、既に3人のお子さんを持つ友人が、3人全員海外に在住してる友人も居ます。

現在日本の現状を見れば、正直なところマスコミも政治も教育環境もあまり感心できないかも知れません。喜ばしいのはWBCで日本が優勝した事くらいで、自分たちの後輩がハンドリングしている企業や組織は芳しくないとい言う意味もあるでしょう。事実小生の岳父は東芝に勤務していましたので、口癖が「東芝が潰れるとしたら、それは日本の潰れる時だ。」でした。岳父は役員にはなれませんでしたが、家内を娶った時は静岡県島田市にある東芝化成の工場長で、暫くして本社のガラス事業部長となって土光敏夫さんに仕えました。

当時横浜の緑区で狸しか住んでいないような場所に東芝が団地を作ったので、そこに住居を構えて内幸町の本社まで通っていました。小生も家内が妊娠した時はその実家に居候していましたので、車で帰って翌朝には出勤前に岳父を内幸町まで送り届けました。その際、車中で土光の爺さんの話をよく聞いたものです。「年寄は早起きだから困る。」ですが、思えば今は小生も同じかも知れません。話が逸れてしまいましたので戻します。実は昨日ブログも書かずでしたが、個人的には大変嬉しい報せがありました。リモート懇談の後に使用していたラインを終了した時に気付いたのですが、娘からラインで写真が2枚届いたのです。

それは孫二人の卒業記念写真で、それぞれが式場の看板の前で卒業証書を誇らしげに抱いてます。上の孫とは先日新宿で夕食を伴にしましたし、下の孫とも昨年12月にやはり新宿で夕食を一緒しました。二人共当時とうって変わりスーツでビシッと決めてます。二人がこれからどんな人生を歩むかわかりません。曲がりくねった道で、時に大変な不条理に遭遇もあるでしょう。孫たちにはもう何も祝いは送りませんが、彼らはきっとそれを乗り越えると信じています。

2 件のコメント:

呑兵衛あな さんのコメント...

>海外に出て雄飛すること勧めてるようです
私に子孫が居たら、そのようにしますね。
今の、これからの日本には期待できません。
歴史の○○時代、江戸時代ですら約300年は続いているというのに、明治維新から数えてでも約150年です。
戦後はたかが70年だというのに、現在の体たらくです。
独善的に思えば「勤勉な日本人」とは、団塊世代で終わったのでしょう。見方を変えれば、団塊世代の親は、子孫に堕落する教育をしたのでしょうか。
その裏では、家制度が無くなったとでしょう。
その辺は意見の分かれるところでしょうが..「勤勉な日本人」が消えた日本国は、遠からく、これまでの日本ではなくなるのでしょう。そうなるのと、物理的な災害で、日本が消滅する、戦争に負けるのと、どれが早いのでしょうか。
身勝手な私としては、「私が死んだ後にしてくれ」と願っています。
天皇家は、秋篠宮の長女など、けっこう海外に血筋を分けているようでよ

senkawa爺 さんのコメント...

呑兵衛あなさん
いつも貴重なコメントをありがとうごじます。
ご指摘の通り、我々の時代はアメリカの属国同然でありながら、その自覚もなく精神が国土と同じく荒れ放題になってしまいました。そのため嫌気が差している友人が多いようです。
孫たちも日本で就職しても、自分が優秀であれば数年で外資に引き抜かれることもありうべしと思っている節もあります。
未来はどうなるか分かりませんが、何れにしても判断するのは孫たち世代で、私はただ希望を持って見守りたいと思っています。