2022年7月27日水曜日

恐怖の種

 その1

世に心配事の種は尽きないが、中で一番はやはりコロナ禍のこと。既に4回目のワクチン接種は済んでいるが、同じ条件下で且つ専門医がそばにいて厳重な健康管理が行われているアメリカ大統領でさえ感染してしまったとのこと。日本には既にコロナ担当大臣もワクチン担当大臣も存在しないので、コロナ禍の現状とワクチンの効き目について詳細な情報は得られない。感染しても症状は軽いから、自宅で療養して下さいなんて言われても、とても安心はできない。感染すること自体が怖いのだ。現に重症者数も死亡者数も増加しているではないか。

若い時、いや子供の頃から身体が弱くて病気のオンパレード、当時流行の肺浸潤から始まり、内科は勿論外科、皮膚科、耳鼻科、歯科と医者通いの日常、薬も整腸剤のミヤリサンや正露丸、熊の胆とか色々飲ませれたものだ。長じてからも病気の総合商社状態は続き、3大痛みと言われる胆石、尿路結石、通風はもちろん帯状疱疹とか痔とか、大腸ポリープの摘出とか、決め打ちが前立腺がんだったかもしれぬが、兎に角お医者さんとの付き合いが長い。付き合いが無かったのは脳神経系統だけかも知れぬが、脳の劣化に関しては10年近く前になると思うが、一度MRI検査をして海馬の萎縮状態はほぼ年齢相応との診断を受けた。

家内が循環器系大動脈破裂で突然死したので心臓や血管も心配だが、やはり血統的に呼吸器が弱いのでコロナ菌は特に怖い。

その2

やはり戦争の恐怖だ。目下世界各地で発生している紛争、即ち集団殺し合いとは日本は無縁と思っていたが、最近日本人にも好んで紛争に参加することを望む人間が多くなってきてることが非常に気になっている。特に隣国の韓国や中国と事を構えるのも恐れないような発言をする手合が増えている。先の大戦終結から80年近くなりつつあって、しかも日米同盟と言う柵に絡め取られているので仕方ないかも知れぬ。

昨日早朝NHK・BS1「ワールドニュース」中国の上海東方テレビで聞き捨てできぬ放送があった。「日本は軍備増強に熱心だが、既に長射程ミサイル国産化に着手、数年で完成の見込み」とのこと。中国政府が日本「の防衛白書令和4年版」の記述を非難していることはネットでも確認できるが、ミサイル国産化はどこにも見当たらない。JAXAのロケットを思えば技術的には勿論可能だろうが、心配だ。

0 件のコメント: