2022年6月19日日曜日

原理原則

 長女の訪問を受けてその気になっていたが、本当の父の日は今日らしい。昨日のブログのタイトルは間違いだった。そんなことより「ゴメン」で済みそうにないことが気になる。読者の皆さんは既にご承知の通り、ブログは現役引退してからサンデー毎日の手慰み気分で始めたことなので無責任なことを書き綴ってきている。しかし昨夜、恒例高校同期生5人のリモートミーティングで一致した意見がある。

即ち、「日本がどうしようもなくやばいところに来てしまった。」一つは経済政策の失敗による財政の破綻、名目的に日本は世界第3位の経済大国と思ってる人も多いだろうが、友人の一人が言っていた。「今後、東南アジアからビジネスマンが日本に来れば、未だ20代で入社間もない頃東南アジアの国々に出張した時と同じ感じを持つだろう。」要するに既に発展途上国に転落しているが、顕在化してないだけらしい。

もう一つが属国に等しい振る舞いの外交姿勢、アメリカは卑怯な国であるが、少なくとも公式に日本を属国と呼んだことはない。日本が自ら主権をアメリカに与る如く振る舞っているだけだ。必然的にやがては、日本の兵隊がアメリカの同盟軍として外国で戦い死ぬことになるだろう。小生は経済に関する知識も無く海外経験も無いので、このような意見に反論できる材料は何も持ち合わせない。

そこで無い知恵を絞りながら少し考えた。「どうすれば未来を少しでも明るくできるのだろう?」答えは簡単「未来は後輩、即ち家族で言えば子や孫たちが作るから彼等に任せるしかない。」が、愚考を述べる。

経済政策ではアベノミクスが失敗の原因とされている。特に3番目の矢と言われた民間投資を喚起する成長戦略成長戦略の欠如だ。お題目は5項目あるがどれもまともに機能しなかった。当たり前だ、社会構造の変革を期すのに奇手や妙手はあり得ない。個人が豊かにならず社会が豊かになる筈がない。コンクリートから人へある意味で正しく、防衛費の突出は論外。外交の基本は安全保障、即ち敵を作らないことに尽きる。防衛費を分不相応に膨らませても安全保障にはならない。これも基本が間違っている。憲法をよく読んでみろ、戦争の放棄を掲げる国がどうすれば軍備を増強しなければならないのか。屁理屈を排して専守防衛に徹すべし。

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