2022年6月10日金曜日

人畜無害

 2日続けて旧友三人と食事をして大分スッキリした。三人とも昔と変わらぬ面影を残しながらも現在はすごく変わった面もある。友人側から見ればこちらも同様に違いない。変わったところは社会的名声と経済的格差かもしれぬ。従って会食はどちらも友人の奢りで、こちらはご馳走に与るのみ。昔から他人をご接待するほどの境遇に恵まれなかったので、余り違和感を感じない。だから友人側からも昔と今は見かけも内容も余り変化してないかもしれぬ。

小さな広告代理店の大阪支店勤務時代に、何かと世話になった得意先の副社長がある時「この人は人畜無害だから」と飲み屋の女性に紹介してくれたことを懐かしく思い出している。取り柄が無くても人畜無害は、多くの人と食事を共にできる大きな名誉に与れることが有り難い。ウクライナの大統領氏が始終口にする「栄光」や「名誉」は勲章や報奨金に値するかもしれぬ。そういうものとは無縁の人生であったが、お陰で飲み屋でビール片手に談論風発の機会には多く恵まれた。

社会に貢献することは出来なかったが、個人的にはハッピーな気分でここまで来た。残り少ない日々もそう在りたいものだ。

4 件のコメント:

呑兵衛あな さんのコメント...

私も40歳近くには人畜無害でしたよ。
但し、糖尿病で勃起不全なためです。
45歳頃ち思いますが、某温泉に社内旅行した際、韓国女子の垢こすりをしてもらったのですが、残念ながらうなだれていました

senkawa爺 さんのコメント...

呑兵衛あなさん
何時もコメントをありがとうございます。
欧米には因果応報と言う言葉が無いのでしょうか?

お互いこれからも人畜無害で行きましょう。
他人を傷つければ必ず我が身にも悪いことが起こるはずです。

呑兵衛あな さんのコメント...

>欧米には因果応報と言う言葉が無いのでしょうか?

因果応報の英訳|英辞郎 on the WEB
https://eow.alc.co.jp/search?q=%E5%9B%A0%E6%9E%9C%E5%BF%9C%E5%A0%B1
だそうです。

御覧なったかもしれませんが
英語圏では「孤独死」という用語は無いそうです。
独りで暮らして死に至るまでは、町内会や友人が放置する事は無いためとのことです。
そして、日本人は孤独を求めたがる国民性とのことでした。
儒教の「仙人」に通じるのでしょうか...でも仙人なら、キリストも似たような...

senkawa爺 さんのコメント...

呑兵衛あなさん
お早うございます。
欧米人は一神教信者が多いので、宇宙空間ありとあらゆるところに神が居てアホな人間どもを見ていると言う感じにはなれないのでしょう。
神様は公平ですから、喧嘩は何時も両成敗、勝ちも負けも関係ないみたいです。
日本人全員に通用するとは思いませんが、私の宗教観です。
好んで孤独になってるわけではありませんが妻を亡くしてはや5年め、孤独になりつつありますが仕方ないと思っています。