2022年6月1日水曜日

衣替えであっても

 今日はこれも日本固有の文化の一つであった「衣替え」だ。子供でも今日からは、学生服を着用せずにシャツ姿に白いカバーの学生帽で登校だったような気がするし、女子生徒の白いセーラー服が眩しかったようにも思う。現代ではクールビズ導入のせいか、政府高官でもとっくにノーネクタイになってるから、今日だからどうということはないだろう。気象条件も最近は大分変わってきてるので、俳句なんかに関心のない多くの庶民が、ある日一斉に着衣を変えるなんて面白い国柄だったと思う。

変わってほしいのは政府の政策、外交なんぞと異なり、比較的独自色が出ても良さそうな経済にしても代り映えはしない。方向を変えると言いながら、国民の負担は増える一方。勿論年金受給者の手取りは減る一方だから困ったものだ。政府と日銀はGDP2年分の債務を抱えてどうするつもりだろう?「出口戦略は考えています」なんてよく言うよ。貯蓄が無きに等しい貧乏人が言うのも烏滸がましいが。国民が持つ金融資産に目をつけて、なんとか召し上げを図りたいようだが、そううまく運ぶかどうか?

一見誠実そうに見えるとされる岸田首相も、結局はこれまでの首相と同じ穴のムジナに過ぎぬ。情けない国になったものだ。

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