2021年12月6日月曜日

歯科医療

 今日は半年ぶりの歯科医の検診日、と言ってもいつも通りの清掃だけで済む筈で、そのつもりで出かけた。ところが、担当してくれた女性医師か卵か分からぬお嬢さんが、一通り終了のあとで妙に真剣に右上の少し奥まった歯について説明し始めた。この歯が傷んでいるのは既に1年以上前から指摘されていて、自覚もあった。何でも割れていることは分かっていたので、硬いものは専ら左側で処理して右側は最近ほとんど使わなくなっていたところだ。

手鏡を持たされて説明をしてくれたが、その割れ目が何処にどう入っているかは判別できない。彼女が言うには、半年前より大きく広がっているので、近い将来歯茎が腫れてくるかも知れないし、左側だけに負担がかかると左側のインプラントに障害が起きるかも知れないとのこと。「先生に診てもらって相談してください。」が結論。聞くと、この歯は自前の歯で、しかも隣が人工歯、即ちブリッジの柱になってるらしい。

確かに身体は口中に限らず、左右のバランスが大事だろうから放っておいて良い訳がない。耳が遠くなったり目が近くなるのも厄介だが、歯となると食事への影響大だから、ある意味で生命にも触ってくるだろう。何れはどうにかせにゃいかんなとは思っていた。だいたい我が口中に自前の歯が何本あるか、聞くのも怖いので今日は聞かなかったが、恐らく10本も無いかも知れぬ。

先生に相談の結果はどうなるか聞いてみた。「一番良いのは、やはりインプラントでしょうね。」こちらが嫌な顔をしたので「他にも方法はあると思いますので、とにかく先生とご相談願います。」と言うことで来年1月17日に診察を受けることになってしまった。後何年生きるか分からないのだからと言っても、相談すれば結局インプラントを選択しそうな気もする。

左下5本をインプラント化したのは確か家内存命中だったと思うので、少なくとも4年以上前になる。インプラントは費用が大きいのも難点の一つだ。前回は5本で100万円ちょっとだったと記憶するので、今度は3本なら上手くいっても60万く円程度にはなるだろう。歯科医療は健康保険の対象外がまた腹立たしい。それ以上に気が乗らない理由は治療期間が確か1年以上掛かったことだ。年明け早々嫌な決断を迫られるので気が重い。

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