2021年12月1日水曜日

老いの実感

 昨日立憲民主党の新代表が決まったが、マスコミ報道は軒並み前途多難を予想している。問題点は多そうだが、中で最大の問題は共産党との共闘に反対している連合との股裂き状態。現役時代4度も就職先を変えたが、組合のある会社はゼロ。故に連合なる組織が分からない。社会に出たばかりの頃には、労組と言えば総評と決まったようなものだと思っていたが、実際は色々あって後に統合して連合になったようだ。

初代会長は山岸章氏、発足当時は連合が独自に衆議院議員を擁立したこともあったようだが、結局はゼロになり、結局は小沢一郎氏の民主党支持母体になったりして複雑な経緯を辿り、現在も立憲の支持母体とは言いながら、存在感を示すつもりかどうか、何かと政治に嘴を突っ込んでいる。何れにしても泉氏は47歳、我が身で思えば最初の会社を辞めた年齢に当たる。何でも良いからやりたいことを好きにすれば良い。

若さは誰にも奪えない圧倒的なアドバンテージで、引き換え「老化」は抗いようが無いのが悲しい定めだ。実は昨日2年振り近いと思うが国会図書館に行った。国会図書館は散歩には最適で、最寄り駅の有楽町線永田町駅から地上に出る階段が120段以上になっているのがお気に入りになっている。駅から外に出ると目の前は国会を取り巻く春は桜だが、昨日は銀杏並木の黄葉が目を楽しませてくれた。

ここまでは良かったが、問題はここからだ。国会図書館はデジタル化が相当進んでいて、読みたい本は館内のパソコンで検索して申し込む手続きが必要になっている。勿論コロナ以前には最低でも月に1回位は通っていたので、手続きは全部頭に入っているつもりだった。ところがギッチョン、会員証をパソコン上にセットしてログインすると、パスワードが違ってログインできない。「どうして!?」と何回かトライするが全部ダメ。

仕方ないので受付に行って事情を説明して新しいパスワードを発光してもらうハメに。ようやくパソコンは繋がったが、今度は図書の閲覧申込みで又職員のお世話になった。何とも情けない限り、自分ではしっかり記憶してるつもりでも相当ボケは進んでいる。図書館は入場者を予約制にしたりして人数を制限しているので、普段より空いていて気持ちが良かったが、老いを実感する場になるとは思ってもいなかった。

足許も大分怪しくなっている可能性が高い。帰り道は永田町駅の階段を敬遠して平らな道を麹町まで歩くことにした。

2 件のコメント:

村松 光 さんのコメント...

12月になりましたね。私も老いを実感しているところです。さほど無理は
しないで、体操教室にいったとき机と椅子を少々運んだのみでしたが、火曜日
から腰痛になってしまいました。車の運転も千曲市まで往復しましたが、昨日は、美容室に行ったのみ、立ち上がったり寝返りを打つ時がつらいです。
もう一日様子をみて整形外科に行ってみますが、せんかわさんはお元気そのものと感心しています。寒くなりますのでどうぞお体に気をつけてお過ごしください。

senkawa爺 さんのコメント...

村松光さん
いつも有難うございます。
我々に無理は禁物です。
気長に構えるようにしましょう。