2021年11月30日火曜日

オリンピックの話題

2月に入らないのに炬燵や石油ストーブを使っていた時代が懐かしく、光熱費が上がるのも心配だ。精々日中は極力外に出て歩くことにしたい。今月は何やかやとサボりが多くて、今日夕方までに歩行数が目標の30万歩に1万歩未達に終わりそうだ。明日はもう師走、早いものだ。

ところで昨日ニュースで初めて知り、驚いたことがある。札幌市が2030年に冬季オリンピック招致を計画しているとのこと。こちらが生存してる可能性が低いのでどうでもいいと言えばそれまでだが。オリンピックは今年の東京オリンピックも何かと評判は悪かった。東京都も日本政府もそれなりになにかメリットがあると信じて挙行したのだろうが、一市民として成果なるものを感じることは出来ない。

むしろ壮大な無駄遣いのような気がするのみだ。数カ月先には北京オリンピックが予定されているが、これも新たな変異ウィルスの登場でまともに開催できるかどうか分からない。他国のことなのに、コロナ禍を理由に一年延期を宣言したら、なんて余計なおせっかいする人が現れたりする我が国だ。この主張をした人は元外務官僚の天木直人氏。アメリカを中心に湧き出て日本も同調しそうな外交ボイコット運動を憂慮したらしい。

この報道が出た理由は、もともとあった計画の予算を若干縮小するとの美談として世に出た。縮小されたと言えども2千億円を超える額である。新たな変異ウィルス出現で海外との交流を最低1ヶ月遮断するということは、北海道だけでなく、日本全体の経済復興計画が政府の予想通りに行かなくなってきたことに繋がるはず。時期が時期だけに、タイミングの悪さを感じずにはいられない。

オリンピックなるお祭りは今やスポーツの祭典ではなくて、オリンピックマフィアなる国際的な興行師に目をつけられた国が食い物にされる見世物興行だ。少なくとも経済運営に失敗し、国民の給料や所得が上がらぬ日本としては、この辺できっぱり縁を切るべきだと思う。 

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