2021年8月8日日曜日

政治井戸端談義

土曜の夜はいつものリモート談義。メンバー6人が1ヶ月ほど前から一人入院で欠け、5人になってしまったのが寂しいが相変わらず続けている。昨夜はオリンピック関連のゴルフの話で盛り上がったが、ゴルフと縁を切ってしまったので話になかなかついていけない。そうこうしているうちにコロナ禍に話題が移り政権批判になったのでやっと話に加わることが出来た。小生以外は政治的には自民党支持者が多いと思うが、彼等でさえ菅首相の出来の悪さには些かお手上げで、やはり1回は灸をすえる必要を感じてるようだ。

問題は受け皿となる野党側にあると思うが、肝心の野党共闘はどうなることやらだ。共産党が主張することは認めつつも「共産党」の党名だけで投票することが出来ない。何故彼等は党名を変更しないのかと言う友人もいたが、全く同感だ。共産主義の本家はロシアかもしれぬが、今世界には共産主義をうたってる国家は幾つかある。勿論中国もその一つだが、果たして中国が共産主義国家と言えるかどうかも疑わしい。てなことでは5人の意見が一致してたように思う。

菅政権が打ち出したスローガン「自助、共助、公助」もいつの間にか「自助、互助、公助」に変わったようだ。理由は知らぬが、共産党を連想するのを嫌ったなんてことはないかな?何れにしても「共産主義」の原理原則は知らぬし、そのバイブルとされる「資本論」も読んだことはない。勝手な解釈をでっち上げれば、昔からどこの国にも存在した地主と、彼にこき使われていた農奴の関係を絶ち、農奴を独立させる社会体制の確立を目指したのが「共産主義」ではなかろうか。

日本共産党の歴史も知らぬが、我が国で共産党が発足した時、日本にそんな大きな階級間格差があったとは思えない。どうもスタートからして勘違いがあるように思う。そのへんは徳田球一氏とか宮本顕治氏にでも聞かなきゃ分からないだろう。どうせ意味不明なら「自由民主」とか「立憲民主」とか「公明」なんて名前の方が余程スッキリしている。志位委員長さんや小池晃さんや同郷の田村智子さん等頭の良さそうな人が多数いるのだから、少し知恵を絞りなさいと応援しておく。

また話が急転するが、昨夜なにかの話で「日本は核武装すべきだ。」と言いだした友人が居た。確か「核兵器禁止条約」批准問題繋がりだった時だ。これにはびっくりしたが別の友人がすかさず反論してくれた。彼もバリバリ右なので核武装賛成かと思ったらそうではなかった。日本政府が主張する保有国と非保有国の間を取り持つなんて曖昧さは誰も認めない。核兵器保有禁止の立場を明確にした上で、アメリカであれ中露であれ、はっきり物を言うべきだと言い切った。ここも全く同感だったのでホッとした気分だった。 

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