2021年6月26日土曜日

つい過激に

 一緒に暮らす家族がいれば、知らず識らずに考え方が似てくるのが当たり前だ。ところが独り身になると、考えを共にする人物がそばに居なくなるので何かと不便だ。食事一つにしても毎回自分で決めなくてはいけない。昨日都議選の投票用紙が送られてきたが、家内がいれば「自分で考えなさい」と言われたろうが、それでも話題にすることで決心がつきやすくなる。

辛うじてブログも何とか書き続けているが、最近は思考力が衰えはじめて何を書いたものやら方向さえ掴みかねる始末。内助の功とはよく言ったものだ。昔はハイキングに出かけることでさえ、家内が「だいぶ間が空いたからここへ行ってみたら」なんて東武池袋駅から貰ってきたパンフレットを呉れたりしたこともある。今は毎日池袋西口の地下街を歩いているが、当時は池袋駅周辺をうろつくなんてことは考えられなかった。

先日も書いたと思うが、今脳に刺激が貰えるのは高校同期生とのメールでのやり取りと、リモート懇談会(これも今夜開催)。これが実に貴重で、先程も長野在住の友人がメールを呉れた。外出したくてもコロナで外出できない事情は同じこと。それでもオリンピックが強行されることを強く批判している。彼は前回の東京オリンピック開催準備のさなかゼネコン勤務だったので、当時の突貫工事なんかについても言及してくれた。実に我が意を得たりだ。

同期生も数百人いるから中にはオリンピック開催を待望している人もいるだろうが、小生は反対派だ。メールの主は<IOCなどといったヤクザまがいの王侯貴族?と無能無知の為政者>と書いてるが、ついでに言わせて貰う「何が平和の祭典だ!金まみれの薄汚れた行事じゃないか。これに乗じて儲けを企む竹中平蔵なんかは牢屋にぶち込むべきだ。」同調してる友人がいるとどうしても過激になる。昔からの悪い癖だ。

結局取り留めもない酷い文章になったが、これ以上書いても方向性は益々分からなくなる。口も文章も慎みが大事だと思うが、時既に遅しだ。

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