2021年4月19日月曜日

対中感情

 一昨夜も高校同期生5 と1時間半ほどのリモートミーティングを行った。やはりコロナ関係と菅首相の訪米についての話題が多かった。コロナ関係では諏訪近くに住む友人が、ワクチン接種の予約ができたと喜んでいた。申込書が届いていたことは、既に先々週の時点で聞いていたが、八王子市のことが報道で知られていたこともあり、当日早くから夫婦で準備して9時の時報と同時に電話を入れたが繋がらず。結局インターネットに切り替え1時間ほどで予約が取れたとのこと。たしか来月の半ばに1回目の接種になるらしい。

他に神奈川県在住者が2人、群馬県と埼玉県と東京在住者がこのミーティングには一人ずつ参加しているが、埼玉県在住者に予約案内の予定の案内が届いているだけで具体的見通しはつかない状態だ。我々は高齢者だから働き盛りの人に比べれば比較的早く恩恵に与れると言ってもこんな状態、ワクチン後進国とはよく言ったものだ。

首相訪米に関しては、予想通りアメリカの言い分を飲まされただけとの評価は共通していたと思うが、その結果が齎す日本への影響では、友人たちの多くは小生とは大分異なっていたように思う。小生が「結局日本もアメリカの言いなりで、ミサイルをか買わされることになるだろう。」とやや否定的にな言い方をしたところ。彼らの多くは「日本は自ら積極的にミサイルを購入して全国的に配置すべきだ。」とか「早く憲法を改正して、国軍の創設を明確にすべきだ。」と言った元気な声に消されてしまった。

北信地区のどちらかと言えば進学校だった我が母校ではあるが、当時は男子校の色彩が濃く、400人強の同期生中女子が10名に満たなかったせいもあるのか、校訓の第1が「質実剛健」の通り元気な校風であったのも事実。年老いてなお元気なことは良いが、未だに中国を若干見下す傾向は、彼らの現役時代における在中経験に依るところも大きそうだ。小生も現役時代ほんの僅かだが、中国とのビジネスに携わったことがある。

既に55歳を過ぎ、2度めの転職を経て3つ目の会社いた頃だから、彼らの現役時代からは10年以上遅れていたのだろう。しかも彼らは、ものづくりのための工場建設や労働者教育で苦労して、市場開拓に当たった当事者だ。小生はそのずっと後、天安門事件も過ぎて中国が市場経済発展のスタート切った頃だから見方が変わるのも当然だ。しかも、こちらが接したのはマスコミ関係者や社会科学院の学者なんかだったせいもある。

中国の一党独裁がどこまで続くかも分からないし、政策の進め方には人権侵害とか問題点も多々あるだろう。しかし、日本がアメリカの属国であることを、ここまで明確にする必要があったかについては大いに疑問に思っている。

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