2021年4月2日金曜日

理解不能

 一昨日「アルケゴス」と言う聞き慣れない会社の倒産が報じられたが、意味が分からないまま今日に至っている。何が分からないかだが、当初報道されたのが日本の野村證券が約2千億円と三菱UFJ銀行が約3百億円の損害を被っているだろうとの推測記事。普通の企業にとっては重大な損失で、報道でもっと大騒ぎになっても良いように思ったが、その割には騒ぎになっていないのが不思議だった。

今朝になると、みずほ銀行でも約百億円規模の損害らしいと後追いで報道が出てきている。何れの金融機関とは縁が無いので個人的には余り心配していないが、取引のある人は相当な人数になるはずで、社会的にもっと騒ぎになっても不思議は無いと思う。それともこういった大手の金融機関にとって、指摘を受けている損害が事実だとしても、経営を揺るがすような問題には程遠いということなのだろうか?

聞くところでは「アルケゴス」と同様の企業は世界中にゴマンとあるとのこと、どんな人が経営して如何なる人或いは企業が顧客になるのか想像も出来ない。何れにせよ貧乏暮らしに慣れている独居老人には大手金融機関が数百億円単位の損害に平然としていることも理解できないし、報道関係も騒がないのが不思議でならない。関係のない年寄りは余計な心配をするなという事か。

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