2021年2月9日火曜日

退屈ではあるが

 今朝は何となく忙しかった。小学生時代からの親友が珍しく朝9時頃から電話してきたりしたこともある。彼も巣ごもりで手持ち無沙汰になってしまっているのだろう。彼の日常はだいたい承知している。普段は居住する三鷹から浅草橋の会社の事務所まで行って暇をつぶし、外で昼飯を食った後は午後BSプレミアムで映画など観て早めに自宅に戻る。昼飯は会社の近くに行きつけが10軒くらいあり、毎日の通勤途中に中野で途中下車して寄る喫茶店が1軒ある。要するに会社と言っても同族会社で仕事は何も無いのだ。

これがパターンだが、奥方が厳しくて、最近は通勤途中に一服する中野の喫茶店にも行ってくれるな、と止められているらしい。しかし運動不足はかなわないので最近は近くの公園(井の頭公園かな)を散歩することにしてるらしい。そこで「君は現在どう過ごしているのか?」と聞いてきた訳だ。側にやかましい奥方が居ることは有り難いことも多いだろうが、動きを制限されるのが結構辛いこともあるらしい。

年を取れば皆早起きになるようで、彼も早起きしたいらしいが奥方がさせてくれないらしい。5時前に起きるこちらを羨ましがるのだから笑えてくる。こちらは逆にゆっくり寝ることが出来るなら寝ていたいよ。主婦兼業の一人二役だから已むを得ず起きざるを得ない事情を説明。そう言えばそうだなと納得してもらったり、最近読んだ本は?とか他愛のない話ばかりだから彼も相当退屈しているのだろう。

こちらも同じ生活パターンに飽きているのは同じだが、パソコンが使えるだけ未だましだ。新聞やテレビを観なくても世の中の動きはだいたい掴めるし、手紙の代わりにメールという便利なものがある。現代社会でこれ以上便利なツールは自家用車とスマホだろうが、残念ながらこの二つは使えない。しかしものは考えようだ、この二つを10年前くらいから重宝していたら今のように元気暮すことができただろうか?

意外ともっと若い時代に死んでしまっていたかもしれない。特に自家用車が欲しいと思う気持ちには今でも時々襲われる。公共交通機関に頼らず、雪が多いのに客が少ないとされるスキー場で思う存分スキーを楽しみたいとかだ。自家用車が無いことが行動を著しく制限をするが、逆に歩くとを強いるので、身体がひ弱だった現役時代より最近の方がむしろ健康的になったような気がする。身体が弱いくせに無理をしなくなったお陰と思うこの頃だ。

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