2021年1月21日木曜日

アメリカのこと

 先ず他国のことながら、昨日アメリカの大統領交代の儀式が無事終わった。取り敢えずはそのことに祝意を表そう。儀式が無事済んで目出度いと言われるのも困ったことだろうが、仕方あるまい。最近の報道で見る限り、トランプ派のデモは必ずと言っていいほど参加者の一部がライフル銃を携行している。武器をむき出しで持ち歩いても、取り締まれないような法律になっているのだろう。我が国も150年ほど前までは、人斬り包丁を腰に手挟んで往来していたのだから、建国から300年に満たない他国のことは言えないかもしれない。

日本では廃刀令後も首相の暗殺事件が何件か発生しているが、アメリカも大統領暗殺事件多発国家だ。新大統領の無事を祈ろう。兎に角アメリカ社会の分断は想像を超える。日本は主義が多少違ってもどこかに共通項的なものがありそうだが、アメリカは多民族国家だけに、どうしても想像できないところが生じてしまうのかもしれない。外国人にけしかけられなくても内戦が発生する可能性が大いにある国の一つだろう。日本ではトランプ陣営の暴徒ばかりが取り上げられるが、民主党支持者にも似たような人間はいるだろう。

大統領暗殺のような事件が起きて、トランプ陣営の関与が明白になれば民主党陣営からの反動もあり得るのではないだろうか。新大統領が、双方とも冷静になって、分断の溝を埋め歩み寄るような施策を打ち出すことを期待しよう。前大統領の評判は悪評さくさく。小生もその一人で、とんでもなく困ったことばかりやらかした、と思っていた。しかし今回はじめて知ったが、任期中に戦争を始めなかった珍しいらしい大統領とのこと。これは評価すべきかもしれぬ。新大統領のバイデン氏もトランプ氏を追放したいのは山々だろうが、追い詰めれば良いという訳にもいかなそう。

自国の未来さえ分からないのに。他国を云々しても始まらない。やっと国会が招集されたが新味何も無いので先行きを不安は一向に解消されない。しかし今日の散歩で思ったのは、昼でも人出は明らかに減っている。この先新規感染者の急増は一旦収まるかもしれない。しかし、時既に遅しで、急増は抑えられても、来月7日までに半減させることは難しいのではなかろうか?となれば緊急事態宣言終了とはならない。

少し無理して解除すれば元の木阿弥は見え見えだ。さてどうする菅首相さん、、こちらはお手並み拝見しか無さそうだ。

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