2020年8月3日月曜日

見解の相違

夏の暑さに参った訳でもないがいろんな事が起きて、ブログを書かずに夕方になってしまった。今日は休みにしようかと思ったが、ほんの少しだけ書いておく。

先週も書いたが、新型コロナウィルス感染症に関しては世の識者が様々な見解を発表している。最近陽性者が増加する傾向にある現状の見方で、比較的多くなってきているのが楽観論支持者。その中には「日本のコロナの集団感染の閾値は(自然免疫を勘案して)たかだか10%程度だと思われるので、インフルと同じく1000万人ぐらい感染することはありうるが、それ自体は大した問題ではない。」とネットで堂々と発表した人もいる。池田信夫氏、自らは経済学者と名乗っているが、ジャーナリストと見るほうが正しいだろう。

この人は医者ではないが「同じ感染するなら、そのピークは夏に来たほうがいい。夏にはコロナウイルスの活動が衰えるからだ。」とも言い切っている。最近は陽性者が増えたのは検査数の拡大によるもので、特に感染が拡大しているのではない。以前から感染者は5~6%はいたが、検査をしないので見つからなかっただけのこと。

重症者も死亡者も3月4月に比べれば全く少ないし、首都圏でも恐れるに足らずとの意見が強くなってきているようだ。そうであれば結構なことだと思う。しかし一方では重症患者が少ないと言ってもこの病気は容態が急変することがあるので、もう暫く様子を見ないと分からいという人もいる。誰の意見を信じるかは人によって違うだろうが、小心者はいつも悲観的である。

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