2020年6月14日日曜日

梅雨入り

沖縄はすでに梅雨が明けたそうだが、本州はこれからが本番。昨日から今朝までは少しばかり梅雨寒で雨が降り続いて鬱陶しい。その程度で済めばまだしも、長野県を含め広範囲に土砂災害の警報が発令されている、この時期としてはコロナより深刻かもしれぬ。

最初から意味不明であったが、11日木曜日に「東京アラート」なるものが解除された。要するにこれからは何も要請しないからお好きにどうぞ、てなことらしい。当然お店も殆どオープンし、人出は多くなった。同時に3日連続都内の感染者数は20人超え、併せて都知事閣下が7月5日投票の知事選への出馬表明と実に念がいっている。今までの自粛要請は一体何だったのか。

知事が連日テレビ出演をして選挙のためのアッピールをしていただけのことだ。国会も今週17日には閉会するらしいが、この国会も実に虚しいものだった。コロナ対策に明け暮れたのは当然として、聞こえてくるのは後手後手に回った政府の対応遅れの言い訳ばかり、年度当初予算に1銭も対策を盛り込まず、2度に亘る補正予算を上程して、やっと先週末に国会通過の形は整えたが、実態は未だに不明確で、はっきりしているのは火事場泥棒的な焼け太りぶりと、実効性が薄く大金を投じる割に今の所助かっている人が少ないスローモーぶり。

日本が色んな意味で世界標準から遅れていることが明確になっただけ益しだと思うが、これが本当に次の選挙に反映されるかどうかが問題だ。交通機関もまともに動き始めたようだが、もうすぐ夏休みシーズン、この期間は高齢者向き割引は無効なので、年金生活者が旅に出るのは盆過ぎまで待たねばならない。もう慣れているから構わない。それよりも先程娘から電話があり、来週筑波にいる孫が帰宅してくるからどこかで昼飯でも奢ってくださいとのこと。

もちろん快諾したが、頼みの特別給付金10万円はいつ支給されることだろう。豊島区の支給状況は先週末の段階で5%だったので、未だ暫く当てにできそうにない。今月これからの楽しみは河井前法相夫妻の選挙違反事件、黒川東京高検検事長が目出度く首になった現在、広島地方検察庁がどのように動くのだろう?国民の期待に答えてどこまで踏み込めるのか、それとも相変わらず政治家の顔色を伺って及び腰で終わるのか、刮目して見たいものだ。

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