2019年11月19日火曜日

本当に異常気象か?

時々夜寝ている間にお湿りがあるが、冬晴れの良い天気が続いている。最近の天気予報は短期的には実に正確でありがたい。但し今度の冬は暖冬の可能性が高いなんて言われても俄に信じる気にはならない。まして年単位或いはそれ以上長期に渡る気象情報を信じる人は少ないだろう。昔から何回か紹介している科学者の武田邦彦先生(中部大学総合工学研究所特任教授)に言わせれば、地球は穏やかに寒冷化に向かっているので温暖化ではないそうだ。

それにしても今年の夏、東京はえらく暑かった。おかげでオリンピックのマラソンと競歩会場が札幌移転を余儀なくされ、小池知事の怒り買ったほどだ。当方としては怒る理由は何も無いが、少なくとも日本は温暖化傾向にあると信じたい。何故かと言えば単純な話で、台風の影響がだいぶ北まで及ぶようになったとか、亜熱帯性果物や稲が北海道で栽培可能になったとかで勝手に想像しているだけのことだ。

しかし仄聞するに、外国特に国連あたりでも地球温暖化とその原因が人類の排出する二酸化炭素説に対する疑問が生じているらしい。何れの説が正しいかは科学の世界なので素人判断は出来かねる。しかし今年は世界各地で異常気象が相次いだ。夏は熱帯雨林やアメリカだけでなくヨーロッパやロシアでも大規模な山火事が相次ぎ、つい先日はベネチアの高潮被害も50年ぶりとか言われている。

そのせいか、ドイツやフランスは温暖化対策としてのエネルギー問題が大きな社会問題になっているが、日本はその手のことは全く問題にならず、エネルギー供給が一部特権階級の利権化していることで騒ぎが起きているのみだ。起きているというよりは起きかかったが、既に臭いものに素早く蓋が被せられて、既に大方の人から忘れられているようだ。毎年のように台風被害は馬鹿にできぬが、これもよくよく考えれば人災の可能性が大きい。そんなことを併せ考えると、やはり日本は四方を海に囲まれた島国で、気候はそれこそ温暖、鉱物資源はさほど無くても食うに困らぬ結構な国だ。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

異常気象だという人も、これが今では普通気象だという人もあるので
実際のところはよくわかりません。
10年以上前に、リンゴが高温のため火傷したような傷物になり
出荷できない夏がありました。もちろん全部ではありませんでしたが
その時リンゴ農家は「温暖化でもうリンゴ栽培は無理だから、ミカンを
作ろうか」と言っていましたが、その人はいまでもリンゴ一筋です。
そのうち氷河期になるという極論もききましたが、私の生きている
時代ではなさそうです。

senkawa爺 さんのコメント...

匿名 さん
コメントをありがとうございます。
最近の天気予報はよく当たると書いたばかりですが、今週は珍しく明日以降の天気予報が急に変わりました。
広い宇宙の片隅の出来事ですから、分かりにくいのも無理はありませんね。