友達

80歳を目前にした今では、付き合いをする友人が少なくなってしまった。亡くなった人は仕方ないが、互いに生きてはいても似た年頃ともなれば疎遠になるのが当たり前なのだろう。そんな中で相変わらず元気な友人の一人が昨日電話で長野の台風被害に関して見舞いをくれた。幸い我が家の関係者は直接の被害がなかったので礼を言いながらよもやま話をして時間を潰した。彼は学校関係では全く異なるが高校時代からの親友でもある。

性格や趣味的には似ているところもあるが、政治思想的には全く異なり、ゴリゴリの自民党支持者。こちらが自民党を嫌いなように彼は民主党政権が日本を悪くしたと思っている。台風見舞いでもあったので、当然長野市の被害が話の中心。彼曰く「今度の被害拡大は全て民主党政権のコンクリートから人への所為だよ。あの政策で地方の土建屋が多く潰されてしまった。だからいざとなった今回、重機にしても働き手にしても十分に集まらないから復旧がままならない。テレビを観ているとよく分かる。」

民主党政権による地方産業の変換についてはなんの知見も無いし、折角の見舞いをくれた友人に反論はせずご高説を大人しく拝聴した。考えてみると我がご同輩は殆どが保守主義者だから自民党支持者が多いのは当たり前で、兄弟も皆自民党を支持していたかも知れぬ。多分自分も最初は政治にあまり関心がなかったこともあり、保守的な環境で育っていたので自民党支持が当たり前と思っていた。それがいつの間にか反自民になってしまった。これは区会議員選挙に深く関わった亡き家内の影響が大きいと思う。

己の政治信条なんか行使するのはたまの選挙の投票だけだから、その違いだけで友達との付き合いに不都合や不便は一切無い。中にはこのブログをたまに読む友人もいるだろうが、あいつはまた馬鹿なこと言っているぐらいな受け止めで許容し、有り難いことに長年の付き合いが変わることは無さそうだ。互いに少なくなりつつあると友達との付き合いをこれからも大切にしていきたい。

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