複雑すぎても無縁ではなかろう

ことの善悪は別として世界には様々な権力者が存在しているらしい。超大国とされるアメリカ・中国・ロシアの大統領を筆頭にヨーロッパ連合のフランス大統領・ドイツの首相・連合を抜けようとしているイギリスの首相、逆に連合に加盟したいと言っているトルコの大統領。アメリカの属国東洋の果の日本の一市民としては、それぞれの権力者が何を考えているのか分かりにくいが、彼らに共通しているのは、休む暇なくよく動いていることだ。

引き換えて思うのは、我が国の権力者が余りにに暇そうにしていることである。台風被害が発生した19日の土曜日、早々に私邸に引き上げてラグビー観戦をしていたことがネット上では大分糾弾されているが、そんなことを指摘したいわけではない。アジアの隣国のことさえよく分からないのに中東やアフリカの事などはめくら同然だが、最近はイランやイスラエルだけでなくシリア北部が大きな紛争の種になりかねない緊張状態にあるよだ。

それこそ日本は3連休中でもあり、詳しい情報が報道されていないが、シリア北部地帯は元々IS(イスラミックステート)発祥の地帯らしく、その一帯の住民は民族的にも極めて複雑、特にクルド人は国を持たないが居住者3000万にを超すと言われ、アメリカが彼らを対IS戦闘で長年調子よく傭兵のように扱ってきていた。それを先月末に例のトランプ節で「永遠に終わること無いこの地帯の紛争からは手を引かせてもらうよ、グッド・バイね」と兵力を引き上げ始めたわけだ。

それを見込んでか予め手を握っていたのか、相当に怪しいが、トルコがクルド人をテロリストとして排除、トルコとシリアの国境地帯に非武装地帯を作って、現在トルコ国内に収容されているシリア系難民(200万人近いそうだ)の居住地帯を作ると言い出した。トルコは元来アメリカ軍に基地を提供するアメリカ友好国のはず。これが最近になってロシアのプーチン氏と仲良くし始めているのも不思議。ロシアはシリア政府と前から盟友関係でアメリカからは敵視されていた。

僅かこれだけの文章でも「お前の頭が混乱しているのではないか?」と言われそうだ。確かに現在の中東情勢一端を取り出してなにか書こうとするのは、相当勇気のいることで、シリアとトルコん関係で、これまでのシリアとクルドの関係が180度転換したらしい。数行前にトルコとアメリカの関には密約めいたものがと書いたが、アメリカはトルコに対し関税の大幅引き上げの経済制裁は発動している。欧州議会もトルコ政府に自重を促したりしているが、トルコ大統領は自重する姿勢を見せていない。

ロシアの大統領はなぜかサウディアラビアを訪問して国賓待遇を受けたりしている。これらのピースが収まるところに収まる時どんな絵が見えてくるか?総理大臣以上に暇している老耄には分かろうはずもないが、兎に角世界は激しく動いていることだけは確かだ。

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