消費増税の日

ついに10月、それでも陽だまりを避けて歩きたいからやはり異常気象と言うべきか、それともこれからずっと毎年覚悟を決める必要があるのだろうか。どちらかと言えば後者の可能性が高そうだ。ヨーロッパアルプスのスキー場や千軒近い山小屋は永久凍土の上に建設されているらしい。この永久凍土が溶け始めていて基礎が傾き莫大なコストを要する補強工事があちこちで始まっている話や、グリーランドの氷が溶け始めてエスキモーの生活が変化始めていることなど、地球温暖化の影響はあちこちから聞こえてくるが、一方ではシベリアやアメリカのモンタナでは季節外れの豪雪被害が出たりしている。

何事も変化が始まる時は一直線にはいかず、斑現象から始まるとはよく言ったものだ。今日から日本は消費税が2%上がって10%となる。細かな買い物をせざるを得ない身にとって、小銭入れに1円玉が多くなる煩わしさから少し開放されるが、長い目で考えれば結局出銭が多くなるということで余り歓迎できる話ではない。どちらかと言えば消費税は下がるほうが有り難いのが正直なところ。前の参議院選挙でれいわ新選組の山本太郎氏を応援したのもそのためだ。

昨日その山本氏が出演したテレビを観ていたら、朝日新聞の編集委員原さんという方が山本氏の理論に対して真っ向から異を唱え、消費税を仮にゼロにしても庶民の暮らしに貢献するところは殆ど無いに等しいと反論していた。消費税は名前からして、如何にも庶民の懐に手を突っ込んで徴収する税のように聞こえるが、実際は形を変えた法人税と同じで、消費性を無くしても企業が製品を値上げして庶民の懐を襲うので結果は同じとの理屈。

経済学的知識が皆無なので判断の仕様はないが、もしそうなら山本氏や共産党が言うように思い切って消費税を全廃するのもありではないか、なんておもったりしたが、そんなこと思うのはどうも少数のようだ。それも我が同世代は特にその傾向が多く、消費税は増えて当たり前と思っている人が多いらしい。我が世代は年金も早くから貰い、既に逃げ切りの人生最終局面だから現状肯定からの発想はやむを得ないのかも知らぬが、頭から山本氏を馬鹿にして掛かるのは少しずるくはないだろうか?少なくとも消費税のことについては、も少し勉強してまた書きたいと思っている。

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