腐臭紛々

正直なところ法律とか政治についてまともに勉強したことが無いくせに、時々知ったかぶりで政権批判をしているのは汗顔の至りではある。昨今の世界情勢を見ていると英国では政権トップのジョンソン首相が最高裁判所から「女王に嘘を言って議会を休会させたことは違法」と断じられた。アメリカのトランプ大統領は野党民主党から「ウクライナ大統領に次期大統領選民主党候補者の息子が関与している企業の調査をするよう圧力をかけたことは違法」として弾劾手続きに進むと言われている。

韓国政治制度の違いは分かりにくいが、兎に角行政を支配する大統領府と司法の絶対的権力を握っていると言われる検察庁が司法大臣の就任を巡って何やらきな臭い争いをしている。韓国に限らず外国の事情は断片的な情報だけで今後の成り行きなど即断はできかねる。しかし、この3カ国だけ見ても民主主義の原則は権力の集中を排除する仕組みにあり、それが一応機能しているように思える。日本も憲法で三権分立が保証されているので権力は一箇所に集中しないはずである。

しかし実態は大分異なり、司法が内閣に依って恣意的に差配されているのはご承知の通りで、民主主義国と言えない状態が続いている。勢いに乗じた安倍政権はつい怖いもの知らず、恥も外聞も投げ捨ててネトウヨ内閣を編成。マスコミも手を拱いている中、憲法改正工作に乗り出しているそうだ。腐臭紛々たるこの内閣の動きを止めることは誰にも出来ないのだろうか?今週は国連総会の週で各国の首脳がニューヨークに集まっている。

中で最も注目を浴びているのは、フランスの若き大統領のマクロン氏と身体もかなり弱り所属政党が弱体化して引退を目前にしているドイツのメルケル首相の二人だろう。彼らの中東和平に関する努力に対する一般的評価はいざ知らず、その真剣さには頭が下がる。比較して我が国の政治家共、さも活躍しているかのように日本マスコミは提灯持ちをしているが、その無意味さ、役得でタダ旅行をして税金を無駄遣いしているに過ぎない。

こんなことばかり書き綴っていると、バカバカしいと言うより虚しく思えてくる。秋晴れが明日も続くらしいので近くの里山にでも出かけ、腐臭を落としてきれいな空気を吸うことにしたい。

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