またやってしまった

昨日は予告した通り奥多摩の棒ノ嶺に出かけた。天気は少し曇りがちではあったが、却って暑すぎずハイキングには最適だった。しかし出だしから行き違いが多くてとんでもない事になってしまった。先ず交通機関のこと、飯能駅には8:10間には着いたものの、8:52までバスがない。已む無く新聞を読みながら時間を潰したのだが、このバスは棒ノ嶺登山口のさわらびの湯には立ち寄らない。大分先の終点まで行ってそれを知ることになった。

終点名郷の近くにも棒ノ嶺と似たような山あるが、バスが10分ほどで折り返すとのことだったので、再び名栗湖近くの停車場まで引き返した。ウィークデイは客が少ないから仕方ないのだろう。登山口に着いたのは大凡9:30、標高は969mと決して高くないが、地図上のコースすタイムは2時間10分。前半は白谷沢と言う沢登りでこれが結構きつい。特に昨日は前後に人影が無いので相当慎重にならざるを得ない。

この沢を登りきると今度は急登が待っている。結局2時間45分かけてやっと山頂に到着。山頂で地元飯能市のハイカーと写真を撮りあったりして仲良くなり、帰り道について相談に乗ってもらった。彼がアドバイスしてくれたのは、渓谷を降らず、途中から脇道に降りて林道を行けば危険は少ないと思いますよ、とのこと。このアイディアに飛びついて林道に出たのは良いが、これが曲者。右にウロウロ左にウロウロ、電話が繋がる場所を見つけて日帰り入浴を予約していた旅館に電話をしても要領を得ない。

こんなところに降るバカはいないのだろう。消防の電話番号を教えてもらったので電話をすると、最初歩き始めた右方向が正解らしい。しかも旅館まではここから約6キロもあるとのこと。がっくり来たが歩くしか無い。秋の日は短く何やら夕闇が迫ってきた。一応ヘッドランプはあるのでそろそろ取り出そうかと思ったら、まさにその時1台のトラックが降りてきた。慌てて手を上げてヒッチハイクの申込み。運転していたのはこの先で道路工事をしていた建設会社の社員1名。

ややこしいことは言わずに引き受けてくれたのは正にに地獄で仏の思いだった。
6キロと言えば、どんなに急いでも1時間以上の距離。工事会社の青年は消防団にも所属しているので遭難事件の度に招集が来るらしい。「最近結構ありますよ。あまり甘く考えないほうが良いですよ。」と説教されて、仰ることが身にしみた。日帰り入浴料は1600円と高いが、大松閣なるこの旅館なかなかなものだった。

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