つまみ食い

中途半端の本人が書くのも烏滸がましいが、先ほど久し振りに和製映画「新聞記者」を観てきてつくづく思う。中途半端程不味いものはない。月衣塑子原作の書をベースにしたので、スタッフ集めから始まり、諸々政府から睨まれるのを覚悟で・・・の宣伝文句につられてつい行ってしまった。記者と言えば、今年はハリウッド製「記者たち」がヒットしたこともある。制作会社としてはそれにあやかる心算だったろうが、モドキにもならない。

原作とかの宣伝文句が無ければ行くことはなかったろう。広告会社出身者が乗せられてどうする?で我ながら笑ってしまう。原作云々以外に何がいけないかと言えば、最悪は完全フィクションなら許せるが、なまじにノンフィクション紛いのつまみ食いが多いことだ。しかも前川喜平氏や原作者の望月衣塑子氏の映像迄挿入している。ノンフィクション紛いで作るなら事実関係を徹底的に検証して作るべきだし、そうでないならもっと制作者の想像力で徹底的に押すべきだろう。

現政権の隠ぺい体質や特高警察紛いの諜報活動を描くなら、小生でもフィクションで相当面白いテーマを幾つも上げることが出来る。美人の誉れ高い望月氏もよくこんな映画に協力したものだ。主演の韓国人女優がそうでないとは言いません。ただやたらおどろおどろと重苦しく暗いのも趣味に合わない。どうしてこんなことになったのか、検証するため帰り際に書店によって、予定に無かった原作なる本を購入する羽目になってしまった。

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