2019年7月1日月曜日

参院選を前にして

参議院選挙が近づいてきた。妻が生きていた頃は、夫婦間で最も多い話題は政治問題だったかもしれぬ。現在の反自公、反安倍思想ももとを糺せば妻譲りであるのは間違いない。しかし他家に嫁いで独立した所帯持ちになった娘達やその孫たちがどんな政治認識でいるかは、聞いたことが無いので何を考えているかは分からない。今日の朝日新聞によると、子や孫の世代は現政権を支持する層が厚いとのこと。

原因は安定感とか失業率が低いとか株価を維持してくれることにあるらしい。これから就職を控える孫たちにも一度是非本音を聞いてみたいものだ。恐らくそんな月並みな返事は返ってこないと思うが、もし就職率云々と言う答えが返ってきたら窘めようと思う。進路の分岐点に立つ時に安易な道を選ぶのか?多少困難であっても自分の進みたい道を探すのか?たった一度の大事な人生ではないか、就職環境がどうであれ大きなお世話だと言ってほしい。

しかし現実の若年層の多数は、年寄りみたいにぬるま湯のような環境が好きなようだ。将来が案じられたならない。今の日本は指導的立場の政治家や官僚、或いは学者に於いてさえチャレンジングな精神が見当たらない。当然の帰結として産業力が諸外国に比べてつるべ落としに落ちるのは理の当然だ。清き1票の投ずる先を思い悩んむこの頃である。

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