旅情

大昔観た映画で今でもどことなく印象に残る映画に「旅情」がある。詳しい話は別として、現代に置き換えればメリル・ ストリープに匹敵するかそれ以上ともされたキャサリン・ヘップバーン主演の名作。たった数日の異国での恋が、主人公の胸に生涯刻まれるだろうとの暗示を与えるところが妙に印象深かった。

実は今日はブログを書くつもりも無かった。と言うのは早朝に起きて長野まで日帰りしてつい先ほど帰宅したばかり。しかも弟の1周忌の法事だったので、昼からのお斎で日本酒を大分飲んだりしている。考えが変わったのは「旅情」と関係がある。

長野で近い親戚と顔を合わせる楽しみの他に、今日は従妹から貴重な品を受け取る楽しみがあり、その品を先ほど早速目の当たりにして、急に旅情に襲われた次第。亡き妻が傍に居ればすごい自慢話が出来たのだが、そばには誰もいないので一人寂しく物凄く旅情が湧いてきた。その品とは、先日のネパール旅行の隊長がまとめてくれた記念ビデオである。

たった10日の旅でもあり、期待以上の恋にも似た気持ちになれたヒマラヤ山脈の眺望、そして隊長以外は初対面の旅の仲間。楽しかった思い出が次から次へと湧いてくる。このビデオを収めたメモリースティックを隊長の近くに住む従妹が預かって渡してくれたのであった。これを観るために実は昨日、テレビを今流行りの4Kに買い替えてパソコンと繋ぐ準備を整えておいた。

我がテレビの必要性からすれば4Kなんぞ不必要だが、このビデオを観るためだけに敢えて安物とは言え4Kにした。結果は上々、テレビの全面画像で観た映像は予想以上で冒頭に書いた映画の主人公になったような気がしてしまった。普段旅もあまりしないが、この歳になってこんなロマンティック旅が出来たことは幸いである。これを預かってくれた従妹も隊長の制作能力の高さを誉めていたが、改めて隊長に感謝したい。

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