残念なこと

今週月曜日、行きつけの飯屋で鯵の酢味噌和えが出てきて感激したものだ。親父が土曜日に横浜に行って釣ってきたとのこと。聞くと釣り船は半日で6千円、午後も利用すると午後は半額になって1日で9千円とのこと。釣果を聞くと「今回は午後が特に全然ダメで、50匹しか上がりませんでした。しかも焼き魚にできそうな鯵はゼロで皆ご覧の通り小ぶりなものばかりです。」鯵はこれからがシーズンだと思うが形がよいのは本職が皆網で捕ってしまうとのこと。
付き出しの小鉢に盛られた2枚はサービス品だろうが「随分高価なものだね。」と笑いながら非常においしく食べた。

と言うのは滅多に寿司なんか高級食なので食ったことが無いからである。兎に角独居老人だから日常食するものも自分で買い出しせざるを得ない。となると保存や調理が難しい生魚なんかとても手が出ない。動物性食材は精々卵と豚肉細切れくらいか。卵は10個入りを、豚肉細切れは200g、後は野菜、生食はネギとトマトぐらいで後は根菜類だ。それでも5日10日となると半分程度腐りかけたり、芽が出たものを自己責任だと思いながら食っていることになる。

最近は滅多に食さない魚介類だが、妻の生存中は毎日欠かしたことは無かった。彼女はデリケートなところがあり、1週間以内に同じ魚が出てくることは無かったように記憶するのが1点、2点目は東北大震災の後三陸沖の魚は買ったことが無かったし、昔よく使っていた三陸ワカメや昆布にしても鳴門ワカメや北海道産にしたりしていた。それを自慢めいて話すので「何もそこまで」と内心思っていたものだ。

ところが今週の報道によると、政府がずっと言い続けてきた「WTO判決で日本産食品の科学的安全性は認められた」が「世界貿易機関(WTO)の上級委員会が判決に当たる報告書で、東京電力福島第一原発事故を理由とした韓国による日本産水産物の禁輸を事実上容認し、日本が敗訴した。」とのこと。理由は簡単、「日本は安全の根拠に何一つ科学的立証しなかった」とされている。しなかったのか、出来なかったかは報道には無い。政府が何もせず論拠を覆されたことは三陸沖で操業される方からすれば残念としか言いようがあるまい。

何れにしてもアンダーコントロールで無かったことだけは確かだろうし、妻の言い分が正しかったようだ。

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