明日の世界

朝から冷たい雨が降り続き、まるで冬に逆戻りしたかのようだ。長野の友人に電話する用事があって聞くと、長野は大雪になっているらしい。半世紀前に結婚した日が確か4月の半ば過ぎだった筈で当日霙が降ったように記憶する。何れにしても春の陽気は安定しないので困ったものだ。昨夜友人と会食する前に、友人の息子さんにガラ携とスマホの扱い方についていろいろ教えてもらった。

昨年末から大体月に一度くらいのペースでご教示に与っているのだが、呑み込みが悪く未だにどちらも使いこなすに至っていない。一方で、家内の友人から便りがあり、態々長野の寺に墓参して下さったとのこと。礼状を1通書くのに四苦八苦、お手軽な機械でのコミュニケーションも小学生時代から習い始めた書き取りも両方とも中途半端で実に困ったことだ。

いつも同年配の友人たちとは他愛の無い話に終始するばかりだが、未だ40歳代の若者が加わると話の内容が非常に興味深いものになる。友人は会社の経営を実質的に息子さんに任せているようだ。彼も小生同様サラリーマンから初めて幾つもの変遷の後、最終的に建設関係の個人起業に成功している。しかも最終局面でIT関連企業に居た息子さんが継いでくれたのだから羨ましい限り。恐らく親父さんが期待した以上に彼の会社は発展すように思う。

その息子さんの話で酔いがさめても印象に残っているのが、彼の見る世界情勢。
彼の世代か彼個人の意見かは別として「我々個人は国家の管理と所謂GAFAのようにインターネット空間を支配する巨大企業と二重に管理されているのだから、絡み取られたこの網目に反発しても始まらない。意識してどう生きるかではないか。」我が世代には理解し難いかもしれぬ。

彼は経済なんか専門ではないが、各国産業の将来性に関する見方なんかも下手な経済専門家より面白い。要するに各国の産業政策がどうであれ、先の巨大企業の企業戦略が各国の産業のみならず福祉方面を含め様々の方面に与える影響を熱く語ってくれた。即ち、巨大企業のありようが社会の格差を増大しつつあることだ。世界には気が付いている政治家もいるだろうが、全く気にしていない或いは気付いていない政治家もいる。勿論我が国は後者だ。

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