根本問題

昨日野暮用があってブログを休んでしまったので、今日は午前中に書いている。今日は来年度予算案が成立されるとのこと。このことで新年度に対して大きな期待を寄せる人がどのくらいいるか知らないが、相変わらずチマチマしたことばかりだ。じりじりと増え続ける国家予算のわりに我が国は経済的にも外交的地位も下がり続ける一方ではないか。どこかが変だと思いながら考えてみた。

様々な思いはあるが、国の指導者に根本的な国家目標が無いことが大きいような気がする。総理になったら嘘でもいいから大きな目標を掲げてもらいたい。外国の指導者を見てごらんよ。彼等が口にするのは良いか悪いかは別にして、常に大きな目標である。それに賛同できないスタッフは採用しない、或いは賛同しないと分かれば即座に更迭してしまう。短くても4年や5年、長ければ10年、20年と自分が掲げた目標に向かって突き進むのが普通だ。

従って掲げる目標は多くの国民に分かりやすくなくてはいけない。安倍政権は既に6年、更に3期目と言うことなので9年の長期政権である。果たしてこの政権の掲げる目標は何か、考えてみた。経済におけるデフレからの脱却?憲法改正して自衛隊を国軍としたい?格差の是正?他になんかあっただろうか。何とか改革は数多くあったが、果たして一国のリーダーが口にすべき国家目標とすべきこととは思えない。

先にクエスチョンマークを付けたものが安倍氏のが掲げた国家目標だとすれば、国民の何割がその意図を理解し得たのだろう?甚だ疑問だ。彼が口にすることは、常に特定の人にだけ響く言葉で多くの人に届かないものが多い。それでも彼は何度も選挙に勝ち続け、国民の支持を得ていると自慢している。その間にデフレは進行して国民の経済格差は拡大、国軍なんか夢物語だ。どこか変ではないか。

今朝の報道に「政府、AI人材年25万人育成へ 全大学生に初級教育 」なる記事があった。実に結構なことではあるが、高等教育を受けた政府のお役人には「教育」についての認識が大きく欠如しているように思う。付け足しになるがこれも今日の発表で「来春から実施の小学生からの英語教育」も同じこと。英語にしてもデジタルデータ関連の基礎知識にしても、それは教育本来の目的ではあり得ず、手段の一つを習得させるだけのことだ。

国と同様、個人にも大きな目標があって、それを達成するための手段としてそれらを学ぶと言うことをはき違えていないか。その辺が曖昧なので教育現場がいたずらに混乱しているのが現実だろう。話が逸れるが、長野師範の付属小学校そ卒業生として思うのは、初等教員養成機関のご粗末さだ。

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