先行きの心配

今年の10月から消費税が2%上がり10%となる。3%から始まった消費税も遂に10%になる訳だ。その昔、税金直間比率の見直し、と訳も分からずに大蔵省のお先棒を担いでマスコミ対策を仕事にしていた時代を思い出す。当時は税金を給料から天引きされるより、無駄遣いしなければ税金を払う必要が無いのだから合理的、なんて呑気に思っていたが、今となれば給料は無い上に使えるお金が減るのだから嬉しい訳はない。

しかも今度の消費税改定には公明党への配慮とかで、軽減税率なる摩訶不思議な制度が導入されている。個人商店が減っているとは言っても零細企業の商店主は気が気じゃないだろう。現に毎日のように昼飯を食いに行く馴染みの店にはレジは無い。今日も昼に思ったが、今どきメニューに絵の無い店は珍しい。今日の日替わり定食はコロッケ2個にハンバーグのフライ(メンチカツと言うべきかな)、みそ汁と小鉢がついて670円。味が良いから11時半からから14時半頃まではいつ行ってもほぼ満席だ。

女将さんが主にお金を管理しているようで、たまに税金についてボヤキを聞くことがある。そして10月の改定時に便乗して値上げを考えているようだから、平均900円を超すメニューが少なかったこの店のメニューも遂に千円超が当たり前となり、今日の日替わりも恐らく750円程度に代わる可能性大だ。こちらの懐には打撃ではあるが、店の立場で考えれば至極当然だ。

昨晩ちらと一部だけ観たテレビにたまたま共産党の志位委員長が出演して良いことを言っていた。消費税増税には断固反対で、増税によって5兆円ほど財政が潤うことになるが、総理はその反動で消費が落ち込むことを恐れて約6兆円の対策を打つと言っている。ならば増税する意味が無いのだから増税をやめればいい。誠に論理的にも筋が通った説得力ある話だった。司会者がそれでは将来にわたって増税分を当てにしている財政の穴はどうするのか?

この問いに対しても、法人税制を少し下げ過ぎているので5%増税し、1億円を超える高額所得者の殆どが株式の利益から得ているのは明らかなので、現在一律20%の課税水準を5%増やすだけで十分間に合うと論破していた。志位さんの共産党が政権の座に就くことは先ず無いし、今さら心配してもどうともならぬが、何れにしてもこの秋以降一層生活費を切り詰めねばなるまい。

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