趣味と好み

今週は毎日のように喪中はがきが配達された。年齢を考えても時節柄からも致し方無いことではあるが、久しく会っていない後輩のご夫人からの葉書には何とも言えない感慨を覚えてしまった。本当は当方からも出すべきかもしれぬが、妻の49日法要が終了した時に妻の友人と自分が毎年賀状のやり取りをしていた先には報告を済ませているので出していない。この報告でも断ったつもりだが、再来年以降健在であったとしても賀状は欠礼するつもりだ。

他にも娑婆の義理を欠くことは多いが、遊ぶことだけは出来るだけ長くしたいものだ。今日も天気予報が外れて朝から快晴になった。雨のつもりで週末2日で読書すべき本迄買ってあったのだが予定を変更。上野公園か江戸城東公園でも散歩すれば可愛げがあるが、日比谷に映画を観に行ってきた。面白そうな映画が無いのは分かっていたが、日経ビジネスオンラインで面白い随筆を書いている小田嶋隆氏が今週べた褒めしていたので野次馬気分で「ボヘミアン・ラプソディー」なるものを観てきた。

小学生時代から自他共に許す音痴であるから、音楽や芸能には全く関心を持っていない。先月末友人から「貴方と同じ境遇ですよ」と紹介された方が「先日ポール・」マッカートニーのコンサートに行ってきました。」といろんな話を聞いたが、印象に残ったのはチケットを入手するのが結構大変であったこと、チケットの料金が1万8千円したとのこと。次回ドームかどこかの時は更に跳ね上がると聞いてもっとびっくりしたものだ。彼は10歳くらい若いのだが、学生時代に聞いたビートルズが忘れられないらしい。

日比谷の東宝シネマで一番大きい部屋がほぼ満員、隅から2番目のM2シートだったのだが、M1側に通路が無い(欠陥設計だろうが)。一番驚いたのがエンドロールが終わって場内が明るくなるまで席を立つ人間が少なく、こちらも動きが取れないので最後まで座っていた。エレベータや出口が混雑すのが嫌なので、映画をこんな観方をしてのは生涯で初めての経験だ。観客は若い人もいたが結構な爺婆が多かった。

ゾロゾロと出口に向かった時後ろから聞こえた婆さんの声「クイーンを初めて聞きに行った時、確か3千9百円だったと思うわ。」友人の友人だけでなく、似たような人は多いのだろう。

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