乗鞍岳の紅葉

今日も相変わらず台風が大きな話題になっている。水曜日は台風だったかどうかさえはっきりしないが、兎に角大雨だったことだけは記憶している。長野の従妹と彼女の山仲間の3人で乗鞍岳に出かける予定を1日延期して木曜日にしたものの明け方まで大雨で、リュックにカバーを掛け傘を持って暗い気分で出かけたものだ。幸い松本に着くと一応雨は上がっていたがお日様は全く顔を出さない1日で、早々に山小屋に入った。従妹の友人は我が高校の1期先輩、山の経験も豊かだし、長野で老後百姓仕事をしているので丈夫そのもの。山小屋に着くなり一寝入りと言って寝てしまった。従妹とこちらはそう簡単に寝付けず、うだうだしながら知らぬ人の山自慢に聞き入った。

話題の中心になっていたのが自らをご来光ストーカーと称する秋田県出身のご同輩。明日の撮影のために今日の悪天候をついて登山し、撮影のポジションを決めてきたとのこと。老後の人生は殆ど山歩きに費やされているようで、大男で顔は真っ黒に日焼けしている。数年前に山で世話になった元自衛隊員と同じで車で寝泊まりしながら全国を歩いているようだ。気象にも詳しく、明日の晴天は間違いないが但し冷え込みが相当きつくなりますとのこと。

彼は日の出の1時間以上前にそこに到達するのを信条にしているとのことで、4時前には出発するとのこと。そんな話を聞いているうちにご来光を見たくなったが、何となく人の話に乗ってしまうこれが悪い癖。さっきの人の話では相当寒いので、ご来光を見るなら冬山装備でなくてはいけないようだが、未だ紅葉の季節だから、帽子だけ買えば何とかなるだろうと毛糸の帽子を夕食時に購入した。しかし同行の二人は余り気乗りがしないようで、行きたきゃ一人行ってきてとのこと。

翌朝4時過ぎに起きて予備のダウンジャケットを1枚余計に着込み一人で出かけたは好いが、天気が良いだけに想像を絶する寒さ、夏物のグローブはものの役に立たず、たちまち手先の感覚がなくなった。今でも手先が10本ともしびれているくらいだ。それでも何とかご来光には間に合い写真を数枚撮ったが、これまた神さまがお見通しのようで、パソコンに移すとき奇麗に失くしてしまった。全くよくしたものだ。

兎も角7時に又小屋に戻って朝食を済ませ、交代で同行二人が山頂に向かった。素晴らしい天気である。山歩きはこんな天気の中で行うものであるべきだと反省しながら二人を迎えるために再び山頂を目指して半ばまで登山、眺望を改めて楽しんだ。10時頃から3人で2300m程度の位置まで紅葉を楽しみながら下山、筆舌に尽くせないと形容したくなるほどの紅葉を楽しみ、接続の悪いバスと電車を乗り継いで夜9時近くに帰宅した。山歩きの詳細は下記をどうぞ

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1599550.html

コメント

信州爺 さんのコメント…
senkawa爺 様

 乗鞍登山でしたか。あの日だけの晴天、神のご加護でしたね。
それにしても貴兄の行動力に敬服します。ちょうど小生の誕生日でしたが、
まりの違いに啓発を通り越してしょんぼりしてしまいました。
また台風がきますね。今回はなにか嫌な予感がして心配です。

  信州爺
senkawa爺 さんの投稿…
信州爺さん
いつもありがとうございます。
改めましてお誕生日おめでとうございます。
乗鞍岳は意識的にこの歳まで残しておいた山ですから、難易度は飯縄山よりはるかに易しい山です。
問題は天気ですが、これはご指摘の通り神のご加護だったと思います。

このブログの人気の投稿

慶応義塾入学式 期待が膨らむ

読後感「新天皇と日本人」小山泰生著

何もかも関係ない話だ