世相と専門家の見方

個人的には関係するところが小さいので放っておけば良さそうだが、景気のことが何故か気になる。少なくとも友人知人に聞く限り「今、景気は良いでしょう」が大方の返事であり、マスコミによれば若い世代の人々は就職の心配が少ないので現政権支持率が高いそうだ。とは言え、ではこの良い景気はいつまで続くの?と聞くと、殆どの人はオリンピックが終わるとどうなるかね、とか些か頼りない返事である。その後について確たる見通しを聞かせてくれた人はいない。

そこで今日は朝早くから経済学者の金子勝氏のお話を聞いてみた。氏のことは尊敬能わざると書こうと思ったが、慶應義塾の教授であった彼を知ったのはマスコミを通じてのことでもあり、経済のことを全く分からない者がそんな風に表現するのは失礼だろうと思ってやめた。金子氏は浜矩子さんと同じで最初からアベノミクスを批判し続けている。今日聞いた話はネットテレビのビデオニュース・コム(http://www.videonews.com/)でタイトルが「安倍政権がもう3年続くと日本はどうなるか」

聞き手はジャーナリストの神保哲生氏と社会学者の宮台真司氏。神保氏は流石にジャーナリストだからこちらが知りたいと思っていることを聞いてくれた。金子氏は幼稚舎の校長されただけあって可成り分かりやすく解説してくれたようだ。宮台氏なんかはすぐに理解できたようだが、残念ながら基礎的素養無きこちらは最後には理解不能になったことを告白せざるを得ない。ただ結論的に理解できた次のことは間違いないと思う。

安倍氏の経済政策アベノミクスは、成功した途端に日本経済の破綻を招来する矛盾をはらんだ政策で出口が無い。即ちどんなに傷口が拡大しようが成功しないことで政権は持っている。しかし経済は世界中と関係があるのでそう長くは持たない筈。では仮に安倍政権が倒されて政権が変わった場合、新総理はどんな手を打つことが出来るのか?金子氏曰く「誰がなろうとこれまで広げた傷口を国民に犠牲を強いずに癒す手段はそう簡単に見つからない。逆にその時発生する悪い経済環境の責任を取らされる可能性が高い。」

この説の信憑性については判断不能。石破氏の経済政策も知らぬが、ババを引かぬことを祈りたい。

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