2018年6月5日火曜日

大臣給与

今年になって日本の一流企業で文書改竄が次々に発覚して、検察に強制捜査で踏み込まれたりする事件が相次いでいるが、何れもトップが責任を取る形で即座に辞任に追い込まれている。時同じくして昨日、財務省が公文書改竄問題に関する内部調査結果の発表をした。報告書の内容は何も調べていないと同じことで、まともに感想を言う気にもならない。

この発表と同時に、如何なる根拠に基づくものかこれまた不明だが、文書改竄に関わったとされる官僚20名の処分が発表されている。処分が財務大臣名で行われるなら、あなた方の命令で無法なことを強いられたうえ、同僚が自殺までして抵抗した官僚諸氏にしてみれば憤懣やるかたないだろう。ニュースを聞かされるこちらもつらい。

併せて財務大臣が公文書改竄の責任を取って大臣給与の1年分を自主返納、との報道もマスコミ全社が流している。瞬間的に思ったのは「トップの責任を金で済まそうとはとんでもない野郎だ。1年分の給与と言っても高々3千万円くらいのものだろう。お金持ちのボンボン財務相にとってみればほんのはした金、佐川氏の退職金500万円減額ほどの意味もあるまい」だった。

しかし今日あたり聞いていると、金額が170万円と言う言葉が飛び交っている。財務相給与が月額170万円とは随分安いなと思っていると、それもどうやら間違いらしい。大臣給与とは本当のところ何を意味し、幾らなのか調べる気にもならにので分からないが、これすら何かインチキ臭い。どうでもいいが、多くの国民が怒るべきだ。怒って出来ることは選挙で胡散臭い連中を落選させることしかない。小生もその一翼を担うつもりである。

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