2018年6月20日水曜日

サランスク

風邪気味なので早く治そうと昨夜は8時頃に床に就いて寝てしまった。尿意を催し起きたのが11時少し前、確か9時頃からサッカーワールドカップの日本戦があった筈、どうなったか気になってテレビをつけると未だ選手が動ている。寝ぼけていたのでとっさには分からなかったが、よく見るとライブで後半35分少し前、しかも日本が勝っているではないか。流石にこれには驚いた。アナウサーの声も上ずっていたが、ルールがよく分からないが、どうも相手のコロンビアはメンバーが一人少ないらしい。

野球でも相撲でも大きな試合を観ると応援している方が必ず負けるので、いつも婆さんから「あっちの部屋に行きなさい」又は「早く寝なさい」と命じられ、それに従った。そして翌朝好結果が出ていると「爺さんが観なかったので勝てた。」と褒められたものだ。サッカーの場合、1点差ぐらいは最後の数分でひっくり返るのはよくあることぐらいは知っている。だから日本のためにテレビを消そうかと思ったが、水を1杯飲んだら喉が少し軽くなったのでそのまま観続けてしまった。

幸いジンクスが破れて日本は勝利した。監督以下主な選手インタビューも観て、改めて寝たのは11時20分頃だったろう。多くのサッカーファンには大きなプレゼントだったに違いない。何となく暗い世相の中でスポーツは平和への拠り所、しかも日本チームが金星とくれば結構だらけで、総理の言う地球儀俯瞰外交なんぞ糞くらえだ。

ところで、自慢にならないが、海外旅行に無縁の人生だった。特にユーラシア大陸で行ったことがあるのは韓国と中国の一部だけ。興味が無いわけではないが、地球を俯瞰的にイメージできないのは残念であるが仕方ない。ロシアも隣国でありながら知識が殆ど無い。一時は悪の枢軸の中心に位置し、現在の北朝鮮のように悪役を一手に引き受けていた時代もある。ソ連邦の崩壊で国情がどのように変わったのか知る由もないが、ロシアは相変わらず広い国、酒飲みは多いが決して豊かではなさそう。人口はアメリカの2割程度なのに未だに軍事大国(きっとアメリカも一目置いていることだろう)であり、若い女性に美人が多い国程度の印象である。

都市名で知っているのは首都のモスクワの他はサンクトペテルブルク、ナホトカ、ウラジオストクだけかも。サランスクなんて都市は勿論初耳である。先日買ったばかりの地図帳でさっそく調べてみた。地図帳で調べるのも小学校以来かもしれぬ。苦労の末やっと見つけたが、すぐ分からなくなってしまった。再び挑戦してマーカーで印をつけた。ロシアもそうだが地球が広く大きいこともさることながら、己の知識の乏しさを改めて痛感した。

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