2018年6月11日月曜日

テレビへの不満

今日は数か月前に予約を入れていた歯科医の定期検診日だから外出しない訳にいかないが、昨夜からの雨がやまなかった。梅雨寒とでも言うのだろうか、長袖の上にジャンパーを羽織ってゴム長靴、自分でも随分爺臭い格好だと思うが、独居には風邪ひきが大敵なので暖かくして出かけた。婆さんもよく言っていたものだ「今更傍目にどう見えようと構わない、年寄りの冷や水はダメ」である。

陰鬱な天気の影響か愚痴ばかりになるが、ニュースを見てもつまらない報道が多すぎる。日大アメフト部の問題なんぞを実に丁寧に報道してくれるが、アメフトなんてスポーツに関心持つ人間がどのくらいいるのだろうか?日本の学生スポーツは、どこでも運動部、体育会と称し何故か旧軍隊式の変な先輩後輩意識と精神主義が横溢しているのは周知のことではないか。その精神のもとでトレーニングが行わなければ強い部(チーム)が生まれないと言うのも一面の真実かもしれない。

それでも好きな子や親は強い運動部を目指して入るのだから、それはそれで善いだろう。幸い昔から何をしても下手だったので運動部と関わることが無かった。唯一の例外が高校入学当初「山岳部」に入部させてもらったことがある。これも理由は省略するが夏休み合宿の前に退部させて頂いた。もう1例を挙げると、和歌山の変な爺が覚醒剤中毒とやらで変死した事件。これなんかも何が面白いのか知らぬが延々と報道が続く意味は何処にあるのだろうか?

妻の連れ子殺し事件の報道なんか、一度聞けば十分だ。もともと我が家では子殺し、親殺しについて報道機関が取り上げることを不満に思っていた。個別の自己責任だから他人がとやかく言うべきではないとの考えで夫婦の意見が一致していたのである。昔からテレビがこの話題になるとテレビを切ってしまっていたものだ。

かと思えば、新幹線の中で乗り合わせた見知らぬ女性を助けようとした中年男性が狂っている青年に殺されるなんて痛ましい事件が発生している。マスコミはその殺されかたや犯人について興味本位の報道するが、亡くなった男性への敬意をもっと表す報道をすべきだろう。映画『15時17分、パリ行き』のように上手く行かないだろうが、男性が立ち上がった時呼応して立つ人間が一人もいなかったことが悔やまれる。でも己が居合わせて立ち上げれたかどうか?大いに疑問であるのも事実である。

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