2018年6月12日火曜日

ウォーゲームと拉致問題

かねて書いた通り、今日は世界がそして小生も固唾をのんで待ち望んだシンガポールにおける米中首脳会談の当日。朝9:30からり約1時間半もテレビを注視した。11時半には家を出て池袋まで行って昼食を済ませた後、その次にどうしても見たいテレビ放送は夕方5時からのトランプ大統領の記者会見である。そのため午後は国会図書館に行って、図書館の食堂で夕方のテレビ放送を観ることにした。

図書館での空白時間約3時間は蓮池透氏の著書『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』を読破した。蓮池氏に関しては悪評も相当あることは承知しているが、改めて著書を読むと悪評をまともに受け止めて良いかどうか疑問もわいてくる。図書館で5時から6時までテレビを観たが、チャンネルは勿論NHK総合、6時になると会見の途中で安倍総理の会見に切り替えてしまった。でも約45分の生放送でトランプ氏の言いたいことは大凡分かったので、良しとしたい。

今はBSフジの「プライムニュース」を観ながらこれを書いている。これは付け足しの様なもので、安倍政権応援団の放送局だから仕方ないが、司会者は勿論ゲストに髭の隊長の佐藤正人外務副大臣とサンケイ出身のジャーナリスト古森義久氏を配して、日本は蚊帳の外ではないよと力説強調させている。余談だが古森氏と小生は大学1年生の時同級だった。何を考えたか知らぬが、2年になる時文学部から経済学部に編入を果たした秀才だ。

書きたいこと言いたいことは山ほどあるが、分かりやすい感想を2点書いておきたい。

1.一国のリーダー或いは政治家として相当問題だと思っていた耄碌爺と若造の取り合わせ、どうなることかと心配であったが、これは完全に小生の眼鏡違いであった。特にトランプ翁が軍事(演習=ウォーゲーム)は金が掛かることを述べたことが印象深い。改めてお二人に敬意を表し、世界平和のために協力することを期待したい。
2.北朝鮮と言えば我々は「拉致問題」がすぐ頭をよぎる。しかし「拉致問題」とは何か全く理解できていないことに気が付いた。100年近い日朝の敵対関係は本来日本が加害者、北が被害者の筈だが、拉致を持ち出すことでこの関係を逆転させることになっている。と蓮池氏が書いている。

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