2018年5月6日日曜日

Youtube番組から

一年生議員の割には顔と名前が売れている自民党の参議院議員青山繁晴氏がいる。安倍総理のたっての願いを受けて1期6年で辞めることを前提に近畿地方から前回の選挙に臨み、確か50万票前後の大量得票だったと思う。マスコミテレビにはあまり登場しないが、丸川珠代氏と同様に参議院予算審議で重宝されているのでご存知の方も多いだろう。彼は共同通信社記者出身だが、取材能力は知らぬが自分を売り込む術は相当なものだ。

私はYoutubeをよく観るので昔からよく知っている。どういう理由かよく分からないが、彼はネット上で幾つかのレギュラー番組に出演している。今日も先ほど「よるバズ 」https://www.youtube.com/watch?v=opJANAhclucを1時間ほど観てしまった。
実に面白かった。みのもんた氏が中心の番組だがこの先生と仲が良いらしい。先生この連休を利用してアメリカに渡り約1週間大勢の政治家や軍人と意見交換をして「米朝首脳会談を板門店で開くのだけはやめろ。」と力説してきたそうだ。理由は簡単、ここで開催されると朝鮮戦争の終戦に引きずり込まれて、アメリカの軍事オプションが使えなくなることが心配になるらしい。

アメリカの軍事オプションの選択肢が狭まって、日本人にどんな不都合があるか理解しかねるが、アメリカ人には相当受けたらしい。何故か、トランプ氏が売名的目的で前のめりになりつつあることを懸念するまともな人が結構いるからとのことだ。もっと面白かったのは「北朝鮮に経済制裁なんか効いていない。態度が変わったのはアメリカの軍事オプションに怖気づいたからである。」とこれもかなり単純と言うか明快に割り切っている。ご高説のところどころに<安倍総理の考えとは違います>とのフレーズが入るのもご愛敬だ。

やはり自民党はお金持ちであるのだろう。ネトウヨ育成のために若年層対象にこういったネット対策に余念がない。昔自民党代議士に浜田幸一氏がいた。個人的な面識は無いが、赤坂の飲み屋でよく行き合わせた。青山氏の喋りを聞いていると浜田氏を思い出す。彼は酒を全く嗜まなかったそうだが、飲み屋で演説をしてカラオケを聞かせるのが好きだったようだ。記憶に残っている演説「北と南の朝鮮は銭湯の男湯・女湯 と同じで、仕切りがあるように見えてもお湯は下で繋がっているのですよ。統一国家になった暁には必ず日本が攻められます。」軍事的とは言わなかったが、韓国軍人の話としてだった気がする。

両氏とも同じ心配をしているのかな?

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