2017年9月9日土曜日

もう秋祭り

今日と明日は我が町内の氏神様(長崎神社)の秋祭り。昔は我が家の前も朝から賑わったものだが、商店街が無くなってしまったので10分以上歩いて地下鉄千川駅入口付近まで足を延ばさないと、気分が出ない。ここにはスーパーがあったリするし、バスの往来も激しいので人通りが多い。歩道に沿って神社の幟が立ち、歩道の広い場所に設けられた天幕の休憩所には浴衣がけの老人がウロチョロしている。昼間から祭囃子が聞こえていたが、どこから聞こえてきたか確認できなかった。

18歳まで長野市内にいたが、当時の秋祭りの祭囃子は、夜に入ってから獅子舞について歩くお囃子の音だったように思う。演奏していたのは浴衣に手拭いで頬被りした田舎のおじさんが相場だった。我が町内は獅子舞は出ない。今日は昼間に子供神輿が出るだけなので、一緒に大太鼓も引き回してその周囲を祭囃子で景気づけ盛り上げているのかもしれぬ。

嘗て我が家の向かいにいた息子さんが、町内の祭り太鼓のリーダーだった時代もあったが、今はどこでどうしているのだろう?娘より3歳くらい年下で、自衛隊に入隊して、除隊後看護師になったことは知っているが、ひょっとしたら帰ってきて子供たちを指導しているのかな、なんて思ったりした。それにしてもこれだけ都市化しても、他に笛やら鐘やら演奏する人がいるのだろうか?或いは休憩所で音源だけ流していたのかもしれぬ。

長崎神社のお祭りの1日は雨と相場が決まっていたが、今年は珍しく2日とも快晴になりそうだ。明日が本番で大人神輿が出る日。婆さんはご苦労会のために作る煮込み鍋の準備をし始めている。食卓には神社のお札と郵便局から来た年賀状の予約案内が一緒に置かれていた。

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