2017年6月23日金曜日

スローガン政治

ブログに書くほどのことが無くなってしまったので、ボーっとメモを見ていたらこんなファイルが目に留まった。「第193回国会における安倍内閣総理大臣の施政方針演説(平成29年1月20日)」つまらないものを取っておいたものだ。捨てる前にざっと目を通した。相も変らぬお題目が並んで「世界の真ん中で輝く日本を、一億総活躍の日本を、そして子どもたちの誰もが夢に向かって頑張ることができる、そういう日本の未来を、共に、ここから、切り拓いていこうではありませんか。」と締め括られている。

そして先週19日国会閉幕を受けての記者会見では、「人づくり改革」を検討する有識者会議「みんなにチャンス!構想会議」を7月に発足させ、担当大臣を設置することを表明している。総理大臣として本当にやりたいことは何かがさっぱり分からない。普通個人的にはお金持ちになりたいとか、海外旅行をしてみたいとか、女性にもててみたいとかいった類の淡い野望を抱くことはあるだろうが、一般人に許されることであって、総理たる者がそんなことを考える暇は無いはずだ。必要も無いはずだが、安倍氏の場合は貧しい家に育ったので、巨万の富を手にした現在でもその精神構造から抜けきれないでいると悪口を言う向きもある。

どうでもいいが、「アベノミクス」に始まり次々に放たれたスローガンに因んで命名された幾つかの会議について文句を書きたい。「一億総活躍」「国家戦略特区」「教育再生実行」等々一連の繋がりで先の有識者会議が誕生することになるのだろう。ご本人は1億2千万人以上の国民を十把一絡げでエイやとこねくり回すことが可能と思っているのだろうが、国民の多くは無関心であるか、こちらのようにひねくれた人間は「うるせぇ!ほっといてくれ」と毒づくのが関の山か。スローガンやキャッチフレーズを考えるのは宣伝屋のお仕事、長年携わっていたのでよく分かる。比較して思えば、戦前軍国主義時代のスローガンの方がまだましだ。

現政権のものは、多数の人たちに喜ばれる実効性のかけらも無いのに意味不明のキャッチで国民に号令をかけている。何が「「みんなにチャンス!」だ、笑わせるな。政策より先にスローガンだけを作り、個人的にやりたい放題をして、後は問答無用で反対者を抹殺できるとは思い上がりも甚だしい。

2 件のコメント:

つゆ さんのコメント...

「正しい」日本の歴史、
美しい日本、
こないだは、新しい日本と……
空々しいだけです。

さんのコメント...

つゆ さん
コメントをありがとうございます。
こんな人物に国の舵取り任せて本当にいいのでしょうか。
不安になりますね。