2017年6月22日木曜日

言語空間は同じでも

水木金と3日間は降り続くはずの雨が水曜日1日でやんで、梅雨の晴れ間に戻ってしまった。首都圏の労働者や暇人にとってはありがたいが、お百姓さんや水源にとってはどうなんだろうか?少し気になるところでもある。国内の政治がガタついているので外国の情報は少ないが、隣の韓国と北朝鮮の関係微妙に接近し始めているようでもある。アメリカも漏れ聞く限り、結構国内が揺れているようでもある。

目は専ら中東とロシアに向いているので、東アジアに構っていられないとの説もあるようだが、人質一人が生ける屍で送り返されたことに無反応と言うわけにはいかぬだろう。更に金正恩の火遊びが続くと、いくら中国任せとは言え何か行動を起こさない訳にはいくまい。当然同盟国の我が国にも何らかの影響はあるだろう。イージス艦やPAC3ミサイルの映像がテレビに出るので、内閣支持率向上に役立つなんてほくそ笑む人もいるかも知らぬが、とんでもないことだ。

国会を閉じてしまったまではいいが、為政者の目は現在どこに向けられているのだろうか?所詮政治家なんて輩は次の選挙のことしか考えが及ばない、なんて情けないこと聞くが、正直何を考えているかが分かりにくい。我々は世の動静をマスコミやネットに流れる情報からしか掴みえぬが、政治家なる人種は俗に言うところの1次情報に接している上に、我々とは全く異なる倫理規範に則っているようで、思考回路が随分異なっているようだ。このことは与野党を超えて言えると思う。

一般市民は、普段接しているマスコミの違いで政党支持の態度が大分違ってくる。霞が関キャリア官僚OBでさえも、文科省の前事務次官前川氏への評価も大きく異なる場合がある。これなども立ち入って聞いてみると普段接するメディアに大きな違いがあるようだった。同じ言語空間で暮らしていても日常インプットされる情報の積み重ねは大きな影響力を持つものだ。政治家の行動と一般人の行動にはどうしても大きな違いが出てきてしまう。

我が連れ合いも野党の追及の甘さにイライラしているが、政治家が縛られている国会のお作法を我々が知りえないせいではなかろうか。言語空間は同じでも、政治家は別の星の住民のよう思えてくる。今日急に浮上した自民党2回生議員のスキャンダルを待つまでも無く、政治家はいつの間にか常識さえ庶民とはだいぶ異なってしまうようだ。

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